佐藤食品工業(株)の2021年4月期 第1四半期決算(連結)主力製品を中心に堅調に推移


佐藤食品工業本社(新潟市東区)

佐藤食品工業株式会社(新潟市東区)は7日、2021年4月期 第1四半期決算(連結)を発表した。売上高は69億7,400万円(対前年同期比13.0%増)、営業利益3億600万円(前年同期は△3億6,400万円)、経常利益3億8,900万円(前年同期は△3億円)、親会社に帰属する純利益2億5,500万円(前年同期は△2億1,600万円)だった。

新型ウイルスの感染拡大を背景とした内食需要の高まりもあり、包装米飯および包装餅製品ともに主力製品を中心に堅調に推移した。

なお、同社グループは主力製品である包装餅が季節商品(特に鏡餅)であり、その販売が年末に集中するため、第3四半期の売上高および利益が他の四半期連結会計期間に比べ著しく増加する傾向にあるという。

製品分類別の業績は以下のとおり。

 

【包装米飯製品】

簡便性や保存性の高さから需要拡大傾向が続くなか、昨年6月に竣工した新米飯工場「サトウのごはん聖籠ファクトリー」の本格稼働により生産体制が整ったため、商品のバリエーション強化を目的に、新商品として「九州産ひのひかり」、並びに復活商品として「会津産コシヒカリ」や「国内産コシヒカリ」の発売(9月1日より)に向けて、商品開発を進めた。

さらに、長年にわたる炊飯に関する研究や風味・食感を保つための保存試験により、賞味期限の1年への延長が実証されたため、サトウのごはん全NB商品の賞味期限を8月1日からこれまでの10か月から1年へ延長し、食品ロスの削減にも取り組んだ。

これらの取り組みとともに、同社製品が日本古来の炊飯方法を忠実に再現した独自の製造技術(厚釜ガス直火炊き)により、電子レンジ2分で家庭と同様の炊き立てのごはんを再現できることや、製品名に原料米の産地銘柄を明確に表示していることが消費者の利便性や安全・安心意識にマッチしていること、さらには、昨今の生活スタイルの変化を背景とした内食需要の高まりが影響し、売上高は堅調に推移した。

この結果、包装米飯製品の売上高は56億5,200万円(対前年同期比14.3%増)となった。

 

【包装餅製品】

同社グループのみが個包装に使用している酸素を吸収する「ながモチフィルム」の特徴(鮮度保持剤なしでつきたての美味しさを24か月保てる)を芦田愛菜さんが紹介するCMや、切り餅「いっぽん」のスティック形状を活かした様々な食べ方を消費者に提案するCMを新たに制作(いずれも8月より全国放映)し、秋以降の販売活動拡大に向けた取り組みを行った。

また、鏡餅については、らくポイシリーズや小飾りシリーズのアイテムの充実や、サッとタイプの化粧箱を赤基調のパッケージに一新するなど、年末の販売増加に向けた商品開発に取り組んだ。このほか、鏡餅を店舗で陳列する際の開封作業の軽減を目的に、新たに「らくらくパッケージ(SRP対応段ボール)」を採用した。

包装餅製品についても、包装米飯製品同様に一時期内食需要が高まりを見せたことから、売上高は 堅調に推移した。この結果、包装餅製品の売上高は13億1,700万円(対前年同期比8.2%増)となった。

一方、同日、新型コロナウイルスの影響が不透明なため未定としていた通期の業績も公表した。売上高435億円(前年同期は448億8,800万円)、営業利益9億3,000万円(前年同期は9億5,300万円)、経常利益10億8,000万円(前年同期は11億3,000万円)、親会社に帰属する純利益は6億7,000万円(前年同期は6億8,800万円)を見込んでいる。



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