新潟大学が暑さに強いコシヒカリ新品種を開発


右から、刈羽村村長 品田宏夫氏、新潟大学農学部教授 三ツ井敏明氏、新潟大学農学部長 田中誠氏

新潟大学は同月29日、新潟市中央区プラーカ1内に所在する新潟大学南キャンパスときめいとにて、3月に品種登録された新品種「コシヒカリ新潟大学NU1号」開発実験結果報告を行った。新品種は暑さに強いコシヒカリの新品種であり、昨今の温暖化に対応するべく開発された。新品種は刈谷村で20アールの作付けが行われ、収穫量は約1.4トンだった。

コメは高温下におかれると、でんぷんを分解する酵素の働きが活発化し白濁する。新品種はこの働きを抑え、味や品質もデータ上従来のコシヒカリとほぼ変わらないという。開発した新潟大学農学部の三ツ井敏明教授は、「温暖化は深刻な環境問題の一つであり、ここ数年温害が増えてきている。新潟の誇りであるコシヒカリのブランド維持のためにも、今後も新品種の研究を続けていきたい」と語った。続けて、「今回はびっくりするほど良い結果となり本当に嬉しい。しかし育成方法や土地の違いでの発育状況の変化が出る可能性もある。今後は様々な環境下での育成実験を行いたい」と話した。

県では猛暑に見舞われた2019年、白濁したコメが多かった為、コシヒカリの「1等米」比率が25.7と平成以降で過去2番目の低水準となった。コシヒカリは新潟の誇り。新品種「コシヒカリ新潟大学NU1号」が新潟にどのように普及していくのか注目だ。



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