【トップ会談】新潟県花角知事と北陸地方整備局の遠藤局長が懇談会、新潟県の災害対策などについて話し合う

懇談会の様子

新潟県花角英世知事と国土交通省北陸地方整備局の遠藤仁彦局長は8月2日午前、懇談会を実施し、2023年度における両者の取り組みなどについて情報共有した。

懇談会は新潟県庁で行われ、新潟県からは5人、北陸地方整備局から8人の計13人が参加した。

冒頭、北陸地方整備局の遠藤局長は、「大雨・地震・大雪などの災害が発生しやすい国土環境にあるわけだが、継続的・安定的な取り組みが必要と認識している。必要な予算確保に向けて引き続きの支援をお願いしたい」と挨拶した。

また、建設業界に関して「担い手確保の前提となる週休2日制の推進を含め、生産性の向上、インフラ、DX等々の様々な取り組みを積極的に進めている。来年の4月からは建設業界も労働時間規制が本格的にされるという状況なので、私どももしっかり取り組んでいきたいと思う。災害発生時には、地域の守り手となる建設業界の皆様と一緒になって、前に進めていきたいと思う」と語った。

国土交通省北陸地方整備局の遠藤仁彦局長

一方、新潟県の花角英世知事は「ちょうど1年前くらいに村上市や関川村を中心に大雨があった。非常に集中的な大雨として甚大な被害が発生した。こうした災害に対応するためにも、事前の防災・減災対策を着実に進めていかなければと思っている」語った。

加えて、「新潟県は様々な問題を抱えている。特に深刻な人口減少に直面している。地方創生を実現していくためにも、骨格となる高速交通ネットワークについては、早期に着実に整備を進めていきたいと思う。活力や賑わいのある街づくりに対しての支援もお願いしたい」と話した。

新潟県の花角英世知事

 

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