【写真コラム】秋を彩る鮮やかなバラとコスモス、国営越後丘陵公園(新潟県長岡市) バラはこれから見頃に

バラ園内は「香り」や「色彩」などのテーマに分かれるほか、受賞品種などを集めたエリアなども存在する
国営越後丘陵公園(新潟県長岡市)では現在、毎年恒例の「香りのばらまつり・秋」と「コスモスまつり」が開催されている。いずれも期間は10月29日まで。
丘陵公園の「ばら園」は2023年で開園から20周年を迎える。800品種約2,400株のバラが植えられた同園では毎年春と秋に「ばらまつり」が開かれ、長岡市民だけでなく県内外から多くの来園者が訪れる。
今年は夏の暑さなどの影響からバラの開花が例年に比べて遅れているという。取材時(10月18日)でも3分咲ほどであり、これから10月末まではきれいに鑑賞可能であるという。

6種類の「香り」をテーマにしたエリア

バラ園の様子

咲き誇るバラ

赤バラにも様々な品種がある
一方、園内のコスモスはすでに見頃を迎えており、約25万本が咲き誇る「花の丘」には鮮やかな花畑が広がっていた。
また、園内には黄色い花の咲く「イエローキャンバス」の花畑もあり、こちらは遅咲き品種のためまだ蕾のものが多かった。開花のタイミングを見て、これから見頃を迎えるバラと一緒に鑑賞するのもいいだろう。
花畑以外にもコスモスの品種紹介コーナーもあり、個性豊かな色合いの14品種が植えられている。こちらにもぜひ足を向けてみたい。

コスモス園は満開

黄色い品種「イエローキャンパス」は蕾のものが多かった(10月18日時点)

実は様々な品種があるコスモスを見比べるのも楽しい 写真は「アプリコットレモネード」
なお、園内では11月5日までハロウィンの飾り付けも行っている。無数のカボチャで飾り付けられたゲートで記念撮影をするのはもちろん、ヘビウリなどハロウィンにピッタリな変わった野菜を鑑賞するのもまた一興だ。

入園者を出迎えるカボチャたち

カボチャはいたるところに

笑うカボチャたち
【関連リンク】
国営越後丘陵公園 webサイト
【グーグルマップ 国営越後丘陵公園】
(文・撮影 鈴木琢真)