【2023年外貿コンテナ取扱量】新潟港、紙やパルプが堅調で輸出は前年比約110%に、一方で輸入は前年から減少

  • 2か月前
  • 経済

新潟県内港の外貿コンテナ取扱量の年別推移(新潟県の報道発表より)

2023年1月から12月までの新潟港の外貿コンテナ取扱量が、前年から微増した。輸出においては紙やパルプが堅調だったが、輸入は低調だった。

新潟県交通政策局港湾振興課が3月1日、県内港の外貿コンテナ取扱量の速報値を発表した。なお、外航航路または外航航路に直結する内航フィーダー航路によって国内輸送される移出入貨物を含んだ数値となる。

それによると、新潟港の外貿コンテナ取扱量の総数(空コンテナ込み)は17万378TEUで、前年比102.3%。実入りコンテナは11万2,231TEUで、前年比100.9%となった。輸出は紙やパルプが堅調だったことにより、実入りで前年比110.2%と増加。一方で、輸入は日用品関連貨物が国内需要減などにより低調だったことなどから、実入りで前年比96.6%と減少した

直江津港は、総数で2万4,657TEUと前年比97.4%、実入りで1万8,095TEUと前年比100.1%になった。輸出は化学工業品が低調で、実入りで前年比81.9%と減少。輸入では、建築資材や産業機械が堅調だったことにより、実入りで前年比106.2%と増加した。

県内港合計では、総数が19万5,035TEUで前年比101.6%。実入りで13万326TEUで前年比100.8%になった。

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