今代司酒造(新潟市中央区)が「ししのくらの森酵母」を使用した純米酒を新発売、新潟食料農業大学との連携で誕生
今代司酒造(新潟市中央区)は4月21日、米・水・酵母、ほぼ全ての原材料が新潟県胎内市産の純米酒「今代司 ししのくらの森酵母仕込み」を発売する。
「純米酒 今代司 ししのくらの森酵母仕込み」は、 新潟食料農業大学の研究チームが新潟県胎内市の「ししのくらの森」で採取した酵母を分離し清酒用に育種改良した「ししのくらの森酵母」を使用。 さらに胎内市産の酒米「五百万石」、 胎内市の水を使用するなど胎内市産原料にこだわっている。
新潟食料農業大学(NAFU)では2021年、胎内市の名所でありブナの巨大異形樹で有名な神秘の森「ししのくらの森」から、清酒製造に利用可能な酵母の候補株の分離に成功したが、その後清酒の製造に適した酵母となるよう育種改良し、「ししのくらの森酵母」を誕生させた。同校と産学連携事業として清酒製造面で協力している今代司酒造がこの酵母と胎内市産の原材料を使用した清酒を醸造、「今代司」銘柄のひとつに加えることとなった。
神秘の森を連想させるような優しく爽快感のある上立香と心地よい酸味、キレのある後味が特徴。精米歩合65%、アルコール分15度、参考小売価格は720ml入りで1,870円(税込)。
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今代司酒造公式HP