【業績予想修正】ダイニチ工業(新潟市南区)が通期予想を下方修正、国内とアジア輸出で暖冬の影響受ける
ダイニチ工業株式会社(新潟市南区)が4月26日、2023年5月12日に公表した通期業績予想を修正した。
修正した2024年3月期通期個別業績予想は、売上高が196億5,000万円(前回発表比10.7%減)、営業利益が11億円(同26.7%減)、経常利益が12億5,000万円(同26.5%減)、当期純利益が8億8,000円(同29.6%減)、1株あたり当期純利益が54円37銭(前回発表は77円23銭)。
国内では冬場の気温が高く推移したことにより、暖房機器と加湿器の販売が計画を下回った。また、海外への暖房機器の輸出は、欧州では好調だったものの、アジアは国内と同様に暖冬だったことが影響した。
利益面では、原材料などの上昇に合わせた価格改定を進めていたが、売上高の減少により、各利益が前回公表の通期業績予想を下回る見込みとなった。