新潟市が新型コロナワクチン集団接種会場の増設などを通し、7月末までに高齢者の接種を終了させる考え


新潟市の中原八一市長

新潟市議会は4日に全員協議会を開き、中原八一市長が市議へ、新型コロナウイルスワクチン接種を加速化することを説明した。市では集団接種会場の追加や予約方法の見直しを通して、7月末までに高齢者の接種(2回接種合わせて43万6,000回分)を終了させることを目標とした。

新潟市の調査では、65歳以上の高齢者24万2,000人の内、約14万6,000人が(個別・集団両方を含む)予約を済ませているが、残り5万7,000人が予約を取れていない状況にある。一方、新潟市では当初、接種希望者を高齢者の70%と見込み、それを9月中旬までに終わらせることを目標としていたが、国の方針の転換や市民のワクチンへの期待の大きさなどから、接種希望者の推定を90%に修正、終了時期も7月末に前倒した。

また、市はワクチン接種予約開始当初は個別接種をメインとし、集団接種は全体の1割程度にする方針だったが、5月25日には市産業振興センターや旧豊栄地区公民館など集団接種の会場を増設。県でも朱鷺メッセに集団接種会場を増設するなど集団接種の拡充に力を入れている。

全員協議会後のぶら下がり取材で中原市長は「当初は、高齢者の方の交通の利便性を考えて身近なかかりつけ医での接種をメインにしていくことを考えていた。しかし実際に始まってみると、集団接種会場へ家族で送迎するという事例も多い。個別接種の拡充も見込みもあるが、どちらかというと集団接種の枠を増やしていき、接種を加速化させていきたい」と話した。

今後は、東総合スポーツセンター各市役所分館、ホテルなどの借り上げによる会場のさらなる増設を進めているという。また会場の増設のほかにも、電話で予約が取りにくい現状を改善するために、電話予約専用の枠を設けると同時にコールセンターオペレーターも70人から100人まで増員する。

一方、個別接種において課題となっているシステム操作や予約受付を市が担うなどの支援や、接種会場費用の補助なども実施していく予定だ。

 

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