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移動スーパー「えびす丸」出航!〜村上市【村上新聞】

“選ぶ楽しみ”は“必要”の先にある生活の潤いだ

地域課題解消に向けて

村上市松原町のコスギ(小杉武仁代表取締役)は1日、移動スーパー「えびす丸」の運行をスタート。たくさんの品物と“笑顔”を積み込み、晴れやかに“出航”の日を迎えた。
「交通手段や体調などの事情により買い物に困る人がいる」という地域が抱えてきた課題の解決へを踏み出そうと、同社ではフードサービス事業部を立ち上げ。先行してスタートした買い物代行と移動スーパーに関わるプロジェクトに、新たな雇用も創出。はじめての取り組みに向けて、スタッフが意欲的に準備を進めてきたという。

えびす丸が運行するのは、(月)村上地区村上ルート、朝日地区三面ルート、神林地区塩谷ルート(火)村上地区瀬波ルート、朝日地区高根ルート(水)村上地区山辺里ルート、神林地区神納ルート(木)朝日地区塩野町猿沢ルート、舘腰ルート(金)村上地区上海府ルート、神林地区平林ルート、山北地区、を予定。また、販売を希望する場所なども募っている。

冷蔵庫、冷凍庫も完備し約1500点もの品を積み込んだ

暮らしに欠かせない“何か”を運んで

運行初日に利用した村上市松山の吉田美恵子さん(63)は「何年ぶりかに社会に溶け込めた気がする」と語る。6年前から病による半身まひのため、ひとりでは買い物もままならない暮らしを余儀なくされていたところ、移動スーパーの到着で感涙。自ら品定めをし、声をはずませスタッフと言葉を交わしながら久しぶりに買い物のひとときを楽しんだ。その日は「自分で選んだものを買い、麩のみそ汁やネギのゴマ和えなど、夕食の支度ができた」とし、「私のようにこういったサービスを必要としている方はたくさんいると思う。これからは、えびす丸が来てくれる日が楽しみ」と話す。毎日の生活に、忘れていた“ハリ”を取り戻したかのような表情はとても明るい。
このほか、えびす丸を囲んでお年寄りの笑い声が響く様子が見られた地域もあり、新型コロナ禍により消えかけていた共同体のにぎわいや互いを思う気持ちがあたたかく再認識できそうな期待も感じさせる。
えびす丸は、商品=生活必需品、だけではない暮らしに欠かせない“何か”を運んで、村上を奔走する。
問い合わせは、同社村上営業所TEL0254(75)5912へ。

地産の商品もたくさん積み込んで駆け巡るえびす丸

村上新聞2021年6月6日号

村上新聞



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