第26回高田城ロードレース大会、過去2番目に多い2,150人余りが出場、冷たい雨に負けず!(新潟県上越市)

冷たい雨にも負けず、新緑の高田城址公園内も走るハーフの出場選手達

新潟県上越市の高田城址公園をスタート・ゴールに、春日山城を望むコースも含めた第26回「高田城ロードレース大会」が6月1日日、あいにくの冷たい雨の中、過去2番目に多い2150人を超える選手達が出場し、寒さに負けずに走り抜けた。高田城址公園観桜会・謙信公祭が100回目を迎えるなどの「上越アニバーサリーイヤー」でもあることから、県内や隣接県だけでなく、遠くは沖縄や札幌はじめ関西や首都圏などからも多くの参加があり、大いに盛り上がった大会となった。

コースはハーフや10㌔・5㌔のほか、小学・中学生以上3㌔(ファミリーも)の部に分かれ、一部は今回コースを変更するなどの工夫も重ねられ、走り易いコースに改められた。また出場者の中には武士の姿をしたり、今年の謙信公祭で謙信公役を務めるマツケンのマネをしたり、消防団が「火の用心」ののぼり旗を手にするなど、パフォーマンスを楽しみながら走る参加者なども見られた。コース沿いには雨具を着た多くの家族連れも駈け付け、旗やポンポンなどを懸命に振りながら、『頑張れ!頑張れ!』と声援を送る姿もあちこちで。スタート前に、上杉おもてなし武将隊の謙信公役の掛け声に合わせ、『エイエイオー!エイエイオー』と勝鬨を挙げる場面も。

親子で小2の長男とファミリーの部で参加した女性(46)は「小5の長女は単独の3㌔に出場し、親子3人が参加した。私は体力が落ちて、小2の長男にも負けた。雨の中でも楽しかった」と喜んで話していた。

この日のハーフマラソンの記録は男子で1時間9分37秒(女子1時間24分19秒)、10㌔では男子31分30秒(女子39分40秒)などとなった。今年も上越市の中川幹太市長も参加、地元のテレビ局のインタビューで「毎年盛り上げようとして参加しており、今年は『アニバーサリーイヤー』でもあり、謙信公祭もあり、多くの皆さんに当市においで戴きたい」とアピールしていた。

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