【ウソの養子縁組で約2,300万をだまし取る】新潟市中央区の飲食店経営男性を詐欺で逮捕
新潟中央警察署、刑事部捜査第二課は6月4日10時、新潟市中央区西湊町通2ノ町在住で飲食店経営の男性(56歳)を詐欺の疑いで逮捕した。
逮捕された男性は、既に死去した男性の伯母(父親の姉)を養親とする養子縁組届を提出するなどし、市役所の戸籍情報システムに不実の記録をさせたものであるが、相続による解約払戻し名目で、死去した伯母名義の口座預金を払い出して現金をだまし取ろうと考えた。なお、叔母には配偶者、子供がいなかった。
令和2年9月上旬、新潟市中央区内の金融機関において、真実は男性が唯一の相続人ではないのにその事実を秘して、男性が不正に記録させた戸籍謄本を含む相関係書類を同金融機関職員に提出して伯母名義の預金口座の解約払戻しを申し込み、男性名義の普通預金口座に合計2,291万9117円を振込入金させてだまし取った疑いが持たれている。
なお、逮捕された男性は、新潟中央署が令和7 年5 月1 5 日に電磁的公正証書原本不実記録・同供用、有印私文書変造・同行使の容疑で逮捕している。