打越さく良氏が参院選出馬に向けて会見

「党の枠を越えて、市民の結集して、安倍政権に対抗していきたい」

打越さく良氏が11日、新潟市内で記者会見を開き、今年7月に投開票される参議院議員選挙(新潟選挙区)への出馬を正式に表明するとともに、政策などを公表した。打越氏は無所属で出馬する予定だが、立憲民主、国民民主、共産、社民の各党が打越氏支援を決めており、事実上の野党統一候補となる。同選挙区には自民党の現職、塚田一郎氏が出馬する予定で、一騎打ちとなる公算が高い。「党の枠を越えて、市民の結集して、安倍政権に対抗していきたい」と抱負を語っていた。なお選挙後、立憲民主党へ所属するかなどは未定という。

一方、政策として挙げたのは、原発問題。柏崎刈羽原子力発電所を「再稼働するのかしないのか議論していない点に問題がある」と語っていた。

打越氏は、さかきばら法律事務所(東京都)に所属する弁護士。北海道出身で、東京大院教育学研究科の博士課程を中退後、2000年に弁護士登録した。弁護士として取り組んできた「格差と差別がない社会」を強みに選挙に臨む。

同会場には、西村智奈美衆議院議員、菊田真紀子衆議院議員、黒岩宇洋衆議院議員、森裕子参議院議員、梅谷守氏などが同席した。

打越さく良氏

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