新潟県上越市と見附市の棚田で有志が田植えに挑戦

棚田保全活動の一環

新潟県三条市や長岡市で29度以上となるなど暑い一日にとなった16日。上越市と見附市の棚田では、有志が田植えに参加し汗を流していた。

県では、CSR活動やボランティア活動、社員研修などの一環として、棚田保全活動に参加する「棚田みらい応援団」を募集して、棚田地域の営農活動を支援しているが、19日、その棚田みらい応援団が、上越市牧区の棚広集落の棚田で田植えを行った。参加したのは、株式会社ナルサワコンサルタント(新潟市)、株式会社水倉組(新潟市)、NTTコミュニケーションズ株式会社(東京都)、新潟大学の学生など約25名(下写真4枚は棚広集落の田植えの様子)。

棚田みらい応援団では都市と農村との交流、棚田保全への理解促進などを目的に毎年、十日町市、糸魚川市、上越市の棚田で営農支援を行っている。今年は、この棚広地区の田植えを皮切りに、上越市と十日町市内の3か所で田植え、草刈り、稲刈りなどを行っていくという。

また(16日付の県報道資料によると)、見附市栃窪地区の棚田では19日、昭和40年代の住民の集団移転で廃村となったことにより、「通い農業」となった同地区の保全を目的に、見附市の一般市民が、(一社)農村振興センターみつけのコーディネートのもと、農業(今回は田植え)にチャレンジした。

中山間地域活性化の新たな取り組みとして、県が、「市民参加による農村保全に関する社会実験」として行っている事業。平成29年度から3か年計画でスタートし、今年度が最終年度となっているが、最終目標は、「市民ファーム」を設立することという。また、同地区で「中山間地域の保全モデル」を構築し、県内の他の中山間地域にも波及させていきたい考えだ。