【キシャメシ】新潟の夏は大江戸(新潟市中央区)の冷やし中華しか勝たん

大江戸 県庁前店

昨晩は参院選の投開票取材があり、0時前に家に戻ってからもテレビ各局の選挙特番を見返したりしていると、なんだかんだで寝たのが朝方。そのくらい今回の参院選は、選挙ウオッチャーの立場からして面白かった。

というわけで本日月曜日(祝日)は、とりあえず始動したものの、体が重たい。

そこに来てこの猛暑である。食欲もそれほどないが何か腹に入れなきゃ。冷やし中華くらいしか入らないな・・・冷やし中華・・・そうだ、「大江戸」行こ!

というわけで、大江戸県庁前店(新潟市中央区)である。新潟っこが冷やし中華と言えば大江戸だ。西大畑の本店は数年前に閉店になったが、県庁前店は健在。行列必至の人気店だが、並んでも食べたい。

タイトルに「新潟の夏は、大江戸の冷やし中華」などと書いたが、大江戸の冷やし中華は年中食べられる。「冷やし中華はじめました」ならぬ「冷やし中華、終わりません」。それくらい人気だと言える。確かに冬でも食べたいんだよな。

大江戸の冷やし中華は1年中食べられる!

順番が来て、カウンターに通される。うっはぁ今日も大盛況だ。さっそく「冷やし中華(並)」(税込950円)をオーダー。ここの冷やし中華には王道の醤油味とゴマダレ味の2種類があるが、記者は断然、王道醤油味派だ。今までいろんな店で冷やし中華を食べてきたが、おそらくここだけの独特な味わいだからである。

店内満席状態にて少し待つも、ややあって無事着皿。安定のビジュ、これこれ。最初からあんまり整然としていない感じが逆に美味そう。まずは無骨に箸を入れて、そのままいただく。うん、間違いない。

王道冷やし中華(税込950円)

記者が「ここだけの味」と言ったのは、大江戸の冷やし中華って酸っぱくないのよ。何というかね、甘じょっぱいの。なのに全然ダルさがなくて、むしろ夏食べるにふさわしいキレがある。キリっとした醤油のキレが前に出てるのだ。ずるずるっと行ったら思わずムセる冷やし中華って多いよね。それがない。まろやかだがキレがある美味さ、この相反する素養がクセになる。この中華ダレの味は、元ネタがどこかにあるのかな。

海苔とかもやしとか、独特の具が良し

このチャーシューがうんめー

錦糸卵、細切りきうり、チャーシュー、もやし、メンマ、もみのり、紅ショウガと具の種類が多い。これらを一気にフュージョンして、麺に絡めていただく。あらゆる旨味が存在し、それを醤油ダレがまとめ上げる。素晴らし。

麺がまたちょうどよいもちっと感とコシ、味わい

備え付けの薬味で味変。これウマいから絶対やってみて

半分食べ進んだところで、秘伝の薬味投入。唐辛子と味噌、そこに混じったニラ。これは秋田発祥の辛味ラーメンに入っているやつか。これを投入することで、また別の世界観。甘じょっぱい中華ダレにめちゃめちゃ合う。

さっきまで大して食欲なかったのに、あっという間に完食。考えてみりゃ大江戸の冷やし中華なら、何年か前まで大盛、特盛をデフォで行ってたな。50歳回ってからは「並」でひよってたけど、全然いけるな、特盛でも。

(編集部 I)

【大江戸 県庁前店】

新潟市中央区出来島2-13-38

営業時間 10:30~15:00   17:00~21:00

定休日 火曜日

<グーグルマップより「大江戸 県庁前店」>

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