上越地域シートゥーサミット実行委員会が来年の本開催を見据え、新潟県糸魚川市でシーカヤック試走会を実施

新潟県や糸魚川市などで構成する「上越地域シートゥーサミット実行委員会」は21日、令和4年度に上越地域へ招致予定の「シートゥーサミット2022」の本開催を見据え、シーカヤック競技の試走会を糸魚川市内のマリンドリーム能生で実施した。

2009年に鳥取県で初めて開催され、その後全国各地に広がっている「シートゥーサミット」は、人力のみで海(カヤック)から里(自転車)、そして山頂(登山)へと進む中で「自然の循環に思いを巡らせ、自然について考えよう」という環境スポーツイベントで、レース形式の競争会ではない点が従来のスポーツと異なる。

2016年から2019年まで毎年7月に「妙高・野尻湖大会」として妙高市は長野県信濃町と共同開催しており、現在、妙高市の提案で新潟県上越地域の3市(上越市、妙高市、糸魚川市)で共同開催と招致が進められている。競技は、糸魚川市ではカヤック、上越市では自転車、妙高市では登山という分担になる予定で、大会前日には上越市で「環境フォーラム」も実施することが計画されている。

21日は早朝6時ごろから、糸魚川市民のカヤック経験者11人・9艇がマリンドリーム能生から沖へ向かってスタートしていった。過去の大会では湖での開催がほとんどで、海でのカヤックの経験がなかったため、今回はシュミュレーションを兼ねて試走会を企画が企画されたという。

参加者の中には地元の県立海洋高校の生徒もいたが、約2時間での完走を目指し、同市内の筒石港南公園までの海上約4.4キロメートルを走り抜けた。

マリンドリーム能生をスタートする参加者

約2時間度のゴールを目指した

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