【島の魅力「さつま芋」をクッキーに】新潟食料農業大学が粟島の中学生とコラボ、10日に新潟空港で販売会

1月10日に新潟空港で開かれたさつまいもクッキー試食販売会の様子
新潟食料大学(新潟市北区)はかねてより、地域連携プロジェクトの中で岩船郡粟島浦村の粟島浦中学校と連携し、同島でのさつまいも栽培における土壌分析、生育分析などを行ってきた。粟島浦中学校では「しおかぜ留学」制度を設け、島民との交流、粟島馬との交流などを中心とした豊かで個性的な教育体験をもとに、社会貢献できる人材育成を目指している。

販売ブースには粟島の土壌パネルも展示された
2024年5月には、粟島浦中学校の生徒が同大学を訪れ、講師の阿部憲一工学博士の模擬授業を受けた。その際、中学生サイドから「粟島浦村産のさつまいもを使ったお土産を販売することで、離島留学した島への感謝をカタチにしたい」という相談が持ち上がり、プロジェクトがスタート。住民と中学生が協働で粟島産のさつまいも「島はるか」を島内の耕作放棄地を再生した畑で栽培し始めた。

手作りの粟島みやげが並ぶ。現在は島内の粟島汽船乗り場横の売店で販売されているのみ
商品開発は、大学と同じNSGグループで、米粉菓子の商品化経験がある就労支援センター・未来ワークサポートさかまちも協力して進められた。その結果、二種類のさつまいも米粉クッキー「はるかの甘い誘惑」「ババと子供の底力」(いずれも税込300円)の販売にこぎつけた。いずれも島はるかの自然な甘みが活かされており、前者はしっとりした食感に、後者はサクサクした食感に仕上がった。

空港を行きかう人々に島とクッキーの魅力を伝える中学生たち

新潟食料農業大学が富士見園の監修で商品開発したレモンバームのハーブティーも評判に
1月10日には、新潟空港に販売ブースを設けて試食販売会を、食料農業大学が冨士美園株式会社(村上市)監修のもとで商品開発した「MELISSA村上茶ハーブティー」(レモンバームをブレンドしたハーブティー)の試飲会と合わせて開催。粟島浦中学校からは1年生2名、2年生1名の生徒が参加した。
生徒らは粟島らしい大漁法被を身にまとい、元気よく空港を行きかう人々に声をかけて「島の魅力」を紹介していた。