無断給水管工事で泥水被害 燕市派遣職員を減給処分、住宅設備に不具合

燕市役所
燕市はこのほど、燕・弥彦総合事務組合に派遣している水道局の男性職員(主任級・60歳代)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分としたと発表した。住宅の給水管工事をめぐり、居住者の許可を得ないまま作業を実施し、不適切な手順により泥水を流入させるなどの事案があったという。
発表によると、当該職員は2025年11月4日、燕市内の側溝布設替工事で、一般住宅の給水管が支障となったことから、現場付近で作業していた水道工事業者に対し、給水管の切り回し工事を依頼。居住者に工事の許可を得るため住宅を訪問したものの不在で、許可を得られない状況だったにもかかわらず、工事の実施を決定した。
その後のエア抜き作業や量水器(メーター)の接続作業において、本来とは異なる不適切な手順で作業を行い、住宅の庭や量水器、ブロック塀を泥水で汚損。さらに、給水管に泥水を流入させ、住宅の給湯設備などに目詰まりを発生させた。
また、作業後の清掃が不十分なまま居住者への説明を行わず帰局し、上司への速やかな報告も怠っていたという。
市は同日付で減給処分とするとともに、管理監督責任として上司2人を厳重注意とした。再発防止策として、全職員に対し法令遵守および服務規律の徹底をあらためて指導するとしている。