ウォーターセル、衛星データでほ場の生育を可視化 「アグリノート衛星リモートセンシング」提供開始

プレスリリースより

営農支援サービスを展開するウォーターセル株式会社(新潟市中央区)は3月5日、衛星データを活用してほ場の生育状況を可視化する「アグリノート衛星リモートセンシングサービス(お試し版)」の提供を開始した。

同サービスは、バイエル クロップサイエンス株式会社(東京都)、井関農機株式会社(愛媛県)、ヤンマーアグリ株式会社(岡山県)と共同で開発したもので、衛星画像を解析しほ場ごとの生育状況を可視化する。これにより、生産者は作物の状態に応じた適期作業や適期収穫の計画を立てることができる。

さらに、ほ場間やほ場内の生育ムラを把握することで、生育状況に応じた施肥設計(可変施肥マップ)の作成も可能。作成した施肥マップは井関農機やヤンマーアグリの対応農機で利用でき、効率的な施肥作業につなげることができる。

近年、日本の農業では担い手不足や気候変動への対応などを背景に、デジタル技術を活用した精密農業の導入が進んでいる。広範囲のほ場を管理するため、現地に行かずに生育状況を把握できるリモートセンシング技術への需要が高まっているという。

アグリノートのホームページより抜粋

同サービスは営農支援アプリ「アグリノート」と連携し、生育状況に応じた作業計画の立案から作業結果の記録、振り返りまでを一括管理できる。4社は今回のお試し版の提供を通じて利用状況や作業負荷を検証し、省力化や収量安定化につながるサービスとして2027年シーズンの正式展開を目指す。

お試し版の提供期間は2026年3月5日から12月31日までで、利用料は無料。「アグリノート」を無料版・有料版いずれで利用しているユーザーも申し込みが可能としている。

ウォーターセルは、新潟市に本社を置き、生産者向け営農支援ツール「アグリノート」や、自治体・企業向け営農情報集約ツール「アグリノートマネージャー」などを展開する企業。2026年1月末時点で「アグリノート」の利用組織数は3万4,000を超えている。

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