【「食」と「スポーツ」で地域活性化】新潟県とオイシックス・ラ・大地が包括連携協定、県産品の販路拡大へ

左から、新潟県の花角英世知事、オイシックス・ラ・大地の髙島宏平代表取締役社長

新潟県と食品サブスクリプションサービスを展開するオイシックス・ラ・大地株式会社(東京都)は4月3日、「食」と「スポーツ」による地域活性化を目的とした包括連携協定を締結した。

県産農林水産物の販売促進やスポーツ振興、情報発信の強化を、両者の強みを活用して推進する。県が食品EC事業者と包括連携協定を締結するのは初めて。オイシックス・ラ・大地株式会社にとっても、「食」だけでなく、「スポーツ」でも県と提携するのは初めてとなる。

包括連携協定締結式での協定書署名の様子

同社はこれまで県内で食とスポーツの両面から地域活性化に取り組んできた。

「食」の分野では、2017年以降、「大地の芸術祭の里」と連携した食品宅配サービスでのコラボレーションを実施。2024年12月には「新潟フードテックタウン構想」を掲げ、県内の食関連産業の成長を目指すプロジェクトも進めている。

「スポーツ」分野では2024年から、日本野球機構(NPB)イースタン・リーグに参加するオイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブのメインスポンサーとして球団運営に参画。本拠地の新潟県立野球場(HARD OFF ECOスタジアム新潟)での企画展開などを通じ、「”日本一おいしい”球団、”日本一選手が育つ”球団」を掲げた取り組みを進めている。

今回の協定は、これまでの取り組みを踏まえ、さらに同社の販売ネットワークや商品開発力を活用し、県産農林水産物の販路拡大や高付加価値化を図る。今後はミールキット「Kit Oisix」などで県産食材を活用した商品開発も進める。

ほかにも、オイシックス新潟アルビレックスBCのスタジアムグルメとして販売している未利用魚のエソを利用した「がたほーボール」を皮切りに、規格外農産物や未利用資源、害獣の食利用など、アップサイクル商品の開発も検討する。

スタジアムグルメとしても人気の「がたほーボール」

10分で調理できるタレカツ丼の商品を手に取る花角知事

スポーツ振興では、選手と子どもたちが触れ合うイベント「ドリームフェスタ」や、外遊び・スポーツ活動を推進する「ドリームキャッププロジェクト」などの取り組みを継続。食とスポーツを組み合わせた健康増進施策も実施する。

さらに、オイシックスの流通網を活用した県産品の全国展開や、米粉を活用した商品開発なども検討している。第1弾として、4月16日に県産米粉を使用した長岡生姜醤油ラーメンを発売予定。今後、枝豆やル レクチエなどの県産農産物の活用拡大も視野に入れ、新潟の食の魅力を県内外へ発信する。

両者は食とスポーツを組み合わせた取り組みを通じて、県産品のブランド価値向上と地域活性化モデルの構築を目指すとしている。

 

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