「新潟科学大学」への継承を控えた最後の入学式 新潟薬科大学・附属医療技術専門学校で420人が志新たに

新潟薬科大学2026年度入学式の様子
新潟薬科大学(新潟市秋葉区)および新潟薬科大学附属医療技術専門学校は4月6日、新潟県民会館において2026年度入学式を挙行した。来年2027年に控える「新潟科学大学」への名称変更と新体制への移行を前に、現名称としては最後となる入学式となった。
今年度の入学者内訳は大学(学部)が344人となる。学部別では薬学部薬学科94人、応用生命科学部(応用生命科学科73人、生命産業ビジネス学科61人)計134人、医療技術学部臨床検査学科38人、看護学部看護学科78人となっている。加えて大学院が13人、附属医療技術専門学校が63人となり、大学全体で計420人が新たな門出を迎えた。

式辞を述べる杉原多公通学長兼校長
式典で杉原多公通学長兼校長は、自身の恩師であるノーベル化学賞受賞者・根岸英一氏らの信条を引き合いに出し、「オプティミズム(楽観主義)」の本質について言及。「明るく振る舞っていれば困難は苦にならない。困難に陥った時でも絶対にへこたれず、前を向いて進むことで、心穏やかに過ごせる時が必ず訪れる」と言葉を紡いだ。
さらに、新しいことに「情熱(パッション)」を持って挑み、他者を尊重する「協働力」を育むことが、一人では成し遂げられない大きな力を生むと説き、未知の領域へ踏み出す新入生たちの背中を押した。
大学の今後については、創立50周年を迎える2027年度より「新潟科学大学(略称:新科大)」へと名称を変更し、文理融合の総合大学として再編される詳細が語られた。これに伴い、附属医療技術専門学校は2027年度より学生募集を停止。専門学校が担ってきた救急救命士養成機能などは、大学に新設される救急救命学科へと継承され、より高度な教育研究体制へと進化を遂げる。

新入生を代表して宣誓を行った応用生命科学部応用生命科学科の吉田煌莉さん

新潟県民会館(新潟市中央区)で行われた入学式
また、新入生を代表し、新潟薬科大学応用生命科学部応用生命科学科の吉田煌莉(きらり)さんが宣誓を行った。吉田さんは入学の喜びを述べた上で「今後は学則等を遵守し、専心勉学にいそしむ覚悟であります」と決意を力強く語った。
新入生たちは今後、卒業生や教職員のサポートを受けながら、高度な専門知識と「協働力」を備えたプロフェッショナルを目指し、学生生活をスタートさせる。
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