有沢製作所、主力の電子材料や産業用構造材料が好調で増収増益
株式会社有沢製作所(新潟県上越市)は4月30日、2026年3月期決算短信(連結)を発表した。
売上高は564億7,400万円(前年同期比13.4%増)、営業利益は58億500万円(同18.6%増)、経常利益は61億5,700万円(同16.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は49億9,500万円(同25.8%増)で増収増益となった。
主力の電子材料において、スマートフォンや半導体(PC、AIサーバー向けなど)の需要増加が寄与したほか、産業用構造材料でも航空機用ハニカムパネルや水処理用FRP製圧力容器が好調に推移し、売上高を押し上げた。一方、ディスプレイ材料は3D関連材料や偏光利用部材の減少により低調だった。
セグメント別では、電子材料の売上高は358億8,200万円(同14.0%増)、セグメント利益は35億5,800万円(同24.7%増)。産業用構造材料は売上高137億3,100万円(同29.3%増)、セグメント利益は29億100万円(同64.7%増)と大きく伸長した。
電気絶縁材料は売上高25億4,600万円(同3.7%増)、セグメント利益は2億6,400万円(同55.5%増)。一方、ディスプレイ材料は売上高39億7,300万円(同19.1%減)、セグメント利益は8億3,300万円(同51.8%減)となった。
2027年3月期の連結業績予想は、売上高613億円(同8.5%増)、営業利益59億円(同1.6%増)、経常利益57億円(同7.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益40億円(同19.9%減)を見込む。