記録的少雨と高温で7月に火災が多発、新潟県内2025年の火災は前年から増加し544件

2025年(1~12月)の新潟県内における火災発生状況概要 報道資料より
新潟県防災局消防課は4月23日、2025年(1~12月)の県内における火災発生状況(速報値)を発表した。
発表によると、全出火件数は544件で、前年から35件増加した。過去10年間(2015~2024年)の平均は541件。一方、火災による死者数は26人で、前年より6人減少し、同平均(35人)も下回った。
時期別では、記録的な少雨や高温、日照時間の増加が重なった7月が最多となった。
また、放火自殺などを除いた死者のうち高齢者(65歳以上)は17人で、前年と同数。高齢者が占める割合は77.3%と、過去10年間の平均(73.1%)を上回り、高い水準が続いている。
出火原因では、「たき火」が37件で最多となり、次いで「たばこ」が35件、「こんろ」が34件と続いた。住宅火災は176件で、「ストーブ」が25件と最も多く、「こんろ」「配線器具」が続いた。
県は、乾燥や高温時には火災が発生しやすいとして、火の取り扱いに注意を呼びかけるとともに、住宅用火災警報器の設置や点検、設置後10年を目安とした交換の徹底を求めている。