【決算】BSNメディアHD、システム関連好調で増収増益

新潟放送(BSN)

株式会社BSNメディアホールディングスは5月12日、2026年3月期決算短信(連結)を発表した。

売上高は257億5,600万円(前期比5.7%増)、営業利益は17億3,800万円(同1.0%増)、経常利益は19億3,500万円(同2.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は13億8,400万円(同32.4%増)で、増収増益となった。

当期は、各事業で積極的な営業活動とサービス提供に努めた結果、売上高が増加した。利益面では、特別利益として投資有価証券売却益を計上したこともあり、親会社株主に帰属する当期純利益が大きく伸びた。

放送事業は、テレビ、ラジオともにネットタイム収入が好調だったほか、スポット収入も前年を上回った。人件費はベースアップで増加したものの、テレビ、ラジオの自社制作費を抑えた結果、売上高は58億6,900万円(同0.1%増)、営業利益は3億6,800万円(同17.6%増)となった。

システム関連事業は、スマートフォン向けアプリ開発や、新潟をニアショア開発拠点とする受託案件が好調に推移した。民間企業分野では、AIを活用した業務の自動化、省人化の進展を背景に、製造現場で自動搬送ロボットの導入や現場コンサルティング業務が増加した。一方で、Windows11関連の機器販売増加に伴う利益率低下や、ヘルスケア分野の基幹業務システムの教育標準化対応でコストが増加した。この結果、売上高は183億6,100万円(同6.8%増)、営業利益は12億8,500万円(同1.3%減)だった。

建物サービスその他事業は、前年度に受託した新規物件の設備管理業務や設備工事の受注が堅調に推移した。加えて、新規不動産物件の取得や、プロモーション部門でのテレビ、ラジオの新規広告主獲得も寄与し、売上高は20億6,000万円(同8.4%増)、営業利益は1億1,100万円(同20.7%増)となった。

財政面では、総資産は369億3,700万円で前期末比36億2,300万円増、純資産は280億1,000万円で同25億2,000万円増となった。自己資本比率は72.0%だった。営業活動によるキャッシュ・フローは24億6,500万円の収入、期末の現金及び現金同等物残高は93億7,400万円となった。

2027年3月期の連結業績予想は、売上高252億9,000万円(前期比1.8%減)、営業利益15億3,600万円(同11.7%減)、経常利益17億1,100万円(同11.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益10億2,000万円(同26.3%減)を見込む。年間配当予想は前期の16円から2円増の1株当たり18円としている。

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