【新潟県のAI活用推進へ】BSNアイネットなど県内3社共同企業体が「令和8年度AI活用推進ラボ業務委託事業」を受託

AIによる地域課題解決と新潟発のAI実装事例創出を目指す(画像提供:BSNアイネット)
株式会社BSNアイネット、株式会社BSNウェーブ、Socialups株式会社(いずれも新潟市中央区)による共同企業体は5月15日、新潟県の公募事業「令和8年度AI活用推進ラボ業務委託事業」を受託したと発表した。県内企業の課題とAI技術を結び付けるプラットフォーム「Niigata AI Digital Playground」を構築し、地域課題解決や生産性向上、新たなイノベーション創出を官民連携で進める。
新潟県では人口減少や人手不足、産業構造の変化など、地域社会や地域経済の課題が深刻化している。同事業では、県内企業がAI導入方法を把握しづらいことや、AI開発者側が実証フィールドを得にくいことなど、地域特有の課題解消を目指す。
事業の柱は、「AI課題解決マッチング」「AI活用実証補助金」「にいがたAIエキスポ2026」の3つ。
「AI課題解決マッチング」では、県内企業や自治体が抱える課題と、県内外のAI開発者の技術を結び付け、実証・実装プロジェクト創出を目指す。課題提案型と自由提案型の2方式を用意し、説明会やピッチイベント、オンラインマッチングなども実施する。
「AI活用実証補助金」では、県内をフィールドにしたAI活用プロジェクトに対し、開発・実証経費を支援する。1件あたり最大1,000万円規模で、15件程度の採択を想定している。
また、2026年10月には「にいがたAIエキスポ2026」を開催予定。出展70社規模、来場者3,500人超を目標に掲げ、AWS、NVIDIA、NTTデータ、ソフトバンク、新潟大学など産官学との連携も予定する。県内企業のAI活用事例や採択プロジェクト成果を広く発信する場とする。
共同企業体は、BSNアイネットが全体統括・事務局、BSNウェーブがAIエキスポ企画運営、SocialupsがAI活用推進ラボと補助金事業を担当する。
今後はAI開発者や県内企業向けのキックオフ説明会を、新潟、長岡、上越、東京の4会場で開催。新潟会場は5月18日に新潟市中央区の「NINNO」、長岡会場は5月28日に「ミライエ長岡」、上越会場は5月29日に「JM-DAWN」で実施する。東京会場は5月25日に「Tokyo Innovation Base」で開催予定。オンライン配信やアーカイブ公開も予定している。