【縁は女子中学生の熱意から】新潟薬科大学が新潟明訓高校・中学校と中高大連携協定を締結

写真左が新潟薬科大学の杉原多公通学長、右が仁方明訓高校・中学校の長谷川雅一校長

2027年4月から新潟科学大学へと生まれ変わる新潟薬科大学(新潟市秋葉区)は、学校法人新潟明訓高等学校が設置する新潟明訓高等学校、新潟明訓中学校と中高大連携協定を締結した。

同大学が高校などと連携を協定を結ぶのは県内外に19例目となる。

新潟薬科大学とはこれまでも、出張実験や各種教育活動などを通じて、良好な関係のもと相互に連携協力を進めており、現在同大学には同高の卒業生が約60名ほど在学しているなど近年の進学実績も重なっている。

今後、高校、中学校がサイエンス、グローバル、キャリアの学びを基盤とした探究的な学びを一層充実させる一方、DX(デジタルトランスフォーメーション)、GX(グリーントランスフォーメーション)をはじめとする先端分野の教育研究を積極的に推進していくうえで、これまで培ってきた協力関係をさらに発展的なものとし、相互の教育資源を活用しながら、生徒・学生の学びの充実と地域社会発展への寄与を図りたいというのが連携の狙いとされる。

「熱意をもって連携活動を展開したい」と杉原学長

新潟薬科大学の杉原多公通学長は「新潟明訓高校・中学校は、非常に熱意を持った学生が多いと感じている。これからもサイエンスに関する教育、キャリアにつながるような教育、グローバルを見据えた教育において、本学と一緒に進めていきたい」と連携後の活動に抱負を語った。

「新しい時代に即したグローバル、サイエンス、キャリアの探究教育につなげたい」と長谷川校長

新潟明訓高校・中学校の長谷川雅一校長は「連携協定はとても光栄。社会の変化が急速な昨今、時代に即した先端的人材が求められる。AIを取り入れた探究学習を取り入れながら、文系・理系を横断的に社会課題解決に向けた連携の発展に期待したい」と、2027年に「新潟科学大学」へと生まれ変わる新潟薬科大学のスタンスを意識て謝辞を述べた。

もともと同大学と高校・中学の縁は、ひとりの女子中学生によって結ばれた。2025年、新潟明訓中学校に通う中学2年生が、自身が進めようとしていた研究に大学の協力を得ようと門をたたいたのがきっかけ。大学側は女子生徒の意欲的な姿勢にうたれ、教職員が中学校に出張して研究を助けるなど、惜しみない協力を行った。この時の研究成果が学術論文にまとめられ、この7月にも発表されるのだという。

きっかけとなったこの出来事のように、パッションにあふれた連携関係につながることが期待される。

 

 

こんな記事も