亀田製菓・カルビー・和洋女子大学、幼児の「食べる力」を共同研究

  • 20時間前

研究に使用したお菓子のイメージ(画像提供:亀田製菓)

亀田製菓株式会社(新潟市江南区)とカルビー株式会社(東京都千代田区)はこのほど、協働プロジェクトの一環として、和洋女子大学と「幼児の食べる力の発達」についての共同研究を実施した。

亀田製菓とカルビーは2025年から、菓子の商品開発や生産技術などの知見を生かす協働プロジェクトを進めている。今回は咀嚼研究の第一人者として知られる和洋女子大学の柳沢幸江名誉教授(現・日本栄養大学教授)と、日常的に幼児が食べうるスナック菓子や米菓を用いて、食べ方を観察する研究を行った。

研究は2025年6月、千葉市内の保育園に通う生後15から26カ月の幼児約30人を対象に実施した。スナック菓子や米菓を食べる様子をビデオで撮影し、手の使い方やかむ回数などを観察した。

多くの幼児は菓子を片手で持ち、親指と2、3本の指でつまんで口に運んだ。菓子を見ながら食べる様子も確認され、硬さに応じてかむ回数や食べ方を調整していた。かむ回数や一口の量には個人差があったが、対象となった全員が試験に使った菓子を安全に食べることができた。

柳沢名誉教授は今回の結果について「これらの研究によって、離乳食を終えたばかりの1から2歳の幼児でも、食べ物によって食べ方や噛み方を変えていることが分かったほか、咀嚼回数にはすでに個人の習慣性が認められることが示唆された。よく噛む習慣作りには、このころから親や大人の働きかけが大切であることがよく分かる」とコメントした。

亀田製菓は「本研究の知見を活用し、幼児の発達段階に応じた米菓のあり方や活用方法の検討を進めるとともに、米の可能性を追求し、子どもの健やかな成長を支える研究開発に取り組む」としている。

こんな記事も