ダイニチ工業、第1四半期は増収も暖房機器の需要期過ぎて営業損失拡大

ダイニチ工業株式会社(新潟市南区)

ダイニチ工業株式会社(新潟市南区)は7月31日、2027年3月期第1四半期決算短信(非連結)を発表した。売上高は17億8,400万円(前年同期比11.9%増)、営業損失は3億9,500万円(前年同期は3億7,300万円の営業損失)、経常損失は2億2,300万円(前年同期は2億9,300万円の経常損失)、四半期純損失は1億5,500万円(前年同期は2億700万円の四半期純損失)となった。(100万円未満は切り捨て)

暖房機器では、石油暖房機器の欧州向け機種やガスファンヒーターの販売が増加し、売上高は10億8,000万円(同29.5%増)となった。環境機器では、加湿器の販売は増加したものの、空気清浄機および燃料電池ユニットの販売が減少し、売上高は3億6,100万円(同35.5%減)だった。その他事業では、2025年12月に販売を開始した生ごみ乾燥機やアフターサービス用部品の販売が増加し、売上高は3億4,200万円(同71.3%増)となった。

同社は、市場や住環境の変化に対応した商品開発に取り組むとともに、需要期に向けた生産活動や在庫確保、販売チャネルの拡大を進めた一方、第1四半期は暖房機器と加湿器が需要期を過ぎた時期に当たることに加え、物流費を除く販売費および一般管理費が売上高に連動せず各四半期にほぼ均等に発生することから、営業損失を計上したとしている。

2027年3月期通期業績予想については、売上高205億円(前期比2.1%増)、営業利益13億円(同28.3%減)、経常利益16億円(同23.1%減)、当期純利益12億円(同20.3%減)の従来予想を据え置いた。

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