制服を着るその前に学ぶ「食」の大切さ、警察官の卵58人が料理に挑戦

新潟県警察学校が初任科生を対象とした校外研修「料理講習会」を開催
新潟県警察学校は8月26日、新潟調理師専門学校(新潟市中央区)で、初任科生を対象とした校外研修「料理講習会」を開催した。
参加したのは、警察学校の長期課程で学ぶ18~30歳の男女58人。初任科生は全寮制の共同生活を送りながら、法学や鑑識、逮捕術、警備実施など、警察官に必要な知識や技能を学んでいる。2027年1月29日の卒業後、それぞれ県内の警察署に配属される予定。
参加者の多くは、本格的な一人暮らしを経験したことがないという。第一線で働く上で、自らの健康を管理し、規則正しい生活を送ることが欠かせないことから、毎日の生活の基本となる「食」に目を向けてもらおうと、講習会を企画したという。

講習会の様子
自らの手で作る、健康への第一歩
講習では、栄養学の基礎を学んだ後、調理実習に取り組んだ。献立はチャーハン、豚肉しゃぶサラダ、みそ汁、サラダの4品。講師の指導を受けながら、初任科生たちは互いに声をかけ、協力して調理を進めた。教官も実習に加わり、完成した料理を参加者全員で味わった。
参加した男子初任科生は「調理は難しかったですが、きちんと自炊できて、おいしかったです。自分の体のためにも食事を大切にし、一人暮らしをしても自炊を頑張りたいです」と話した。
女子初任科生は「料理を楽しみながらやっていきたい。自分で作った料理は、やはりおいしかったです。自炊を心がけていきたいです」と話した。

料理が完成
「人を守る」その原点は、自らの健康から
左京秀明校長は「県民の安全・安心を守るために警察官になったという初心と原点を忘れず、第一線の現場で頑張ってもらいたい。まず自分自身が健康でなければ、県民の安全・安心を守ることはできない。今回学んだことを生かし、一人で考えて、しっかりと健康的な食生活を続けてほしい」と期待を寄せた。
同校では今後も、新潟調理師専門学校の協力を得て、初任科生を対象とした料理講習会を積極的に実施する予定だという。

集合写真