【決意を胸に、いざ第一線へ】新人警察官55人が巣立つ、警察学校で卒業式

新潟県警察学校(新潟市西区)で初任科第397期生(短期課程)の卒業式
新潟県警察学校(新潟市西区)で9月25日、初任科第397期生(短期課程)の卒業式が行われ、警察官としての第一歩を踏み出す卒業生55人が学び舎を巣立った。
卒業したのは初任科第397期生の55人で、このうち14人が女性警察官。式典には卒業生の家族のほか、新潟地方検察庁検事正、新潟県警察友の会会長、新潟県警友会連合会会長、県警幹部らが出席した。
式典では、卒業生に卒業証書や本部長賞、学校長賞などが授与されたほか、今後の配属に向けた辞令が交付された。

辞令交付の様子

新潟県警察学校の左京秀明学校長
式辞に立った新潟県警察学校の左京秀明学校長は、卒業生について「警察官として必要な知識や技能の習得、気力、体力の練成に励み、心身ともにたくましく成長した」と述べた。その上で、助けを求める人に寄り添う一方、悪や不正には毅然と立ち向かい、誇りと使命感を持って職務にあたることを求めた。

新潟県警の櫻井美香本部長
また、新潟県警の櫻井美香本部長は、卒業生がそれぞれの警察署に配属され、治安を守る第一線に立つことに触れた。特殊詐欺など県民の身近なところで犯罪被害が発生する中、日々の警察活動を通じて地域住民との信頼関係を築くことの重要性を強調。「県民を被害に遭わせない」という強い意志を持ち、積極的に職務に取り組むよう呼びかけた。

沼崎泰我さん
卒業生の沼崎泰我さんは、約6カ月間の学校生活を振り返り、「最初は期待と不安でいっぱいだったが、今は本当に達成感でいっぱい」と話した。厳しい訓練もあったというが、同期の仲間や教官らの支えが卒業までの力になったという。
沼崎さんは結婚し、2人の子どもを育てている。子どもが生まれたことをきっかけに社会情勢や地域の治安をより意識するようになり、「自分自身が住んでいる新潟県を良くしていきたい」との思いから警察官を志した。
今後については、警察学校の校訓である「理性・誠実・勇気」を挙げ、「この3つを体現できるような警察官になりたい」と力を込めた。

教職員による見送りの様子


式典後には涙も




式典に参加した家族と記念写真