燕の町工場が挑んだ「0.2mm」 チタン製タンブラーで受賞

プレスリリースより 「0.2 Tumbler(通称:無重力タンブラー)」

燕器工株式会社(新潟県燕市)は、自社ブランド「TSUBAME TITANIUM(燕チタン)」の第1弾製品「0.2 Tumbler(無重力タンブラー)」が、東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2026の「LIFE×DESIGNアワード」で「ベスト工場賞」を受賞したと発表した。

同製品は厚さ約0.2mmの純チタンを使ったタンブラー。容量450mlながら、重さを約36gに抑えた。同社は「無重力タンブラー」の通称で展開している。高さ130mm、直径88mmで、2027年初旬の発売を予定する。

純チタン材を厚さ0.2mmで深絞り加工するのは難しく、金型やプレスの調整を重ねて製品化した。薄さによって飲み物の冷たさが手や唇に伝わりやすく、チタンは金属特有のにおいが少ないため、飲み物の風味を損ないにくいとしている。冷酒やビール、炭酸水、アイスコーヒーなどでの使用を想定する。

 

燕器工株式会社は1964年設立。金属製品の洗浄や溶接、研磨、組み立て、検品などを手がけ、大手メーカーの下請けやOEM(相手先ブランドによる生産)で加工技術を培ってきた。「TSUBAME TITANIUM」は、同社が蓄積した技術を生かして立ち上げた自社ブランドで、「0.2 Tumbler」はその第1弾となる。

 

相場 大史(燕器工株式会社 代表取締役社長)

相場大史社長は「培ってきた技術で、まだ誰も体験したことのない感動を直接届けたいとの思いからブランドを立ち上げた」とコメント。受賞について「技術を磨いてきた職人、社員全員の大きな誇り」としている。

東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2026は9月2~4日、東京ビッグサイトで開かれた。「ベスト工場賞」は、高い技術力と市場への訴求力に優れた製造企業を対象とする賞。

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燕器工株式会社

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