【新潟県の人口、5年で13万人減】過去最大の減少幅、30市町村すべてで人口減

新潟県庁
新潟県は10月16日、2025年国勢調査(同年10月1日現在)に基づく県内の人口と世帯数の確定値を公表した。県人口は206万7,144人で、前回2020年の調査から13万4,128人(6.1%)減少した。人口減少は6回連続となり、減少数、減少率ともに過去最大を記録した。
県人口は1995年の248万8,364人をピークに減少が続いている。前回調査では10万2,992人(4.5%)の減少だったが、今回は減少幅がさらに拡大した。男女別では男性が100万5,823人、女性が106万1,321人となった。
市町村別では、新潟市が75万9,139人で最も多く、県人口の36.7%を占めた。次いで長岡市が25万1,069人、上越市が17万6,481人となり、人口10万人以上はこの3市のみだった。前回調査と比較すると、県内30市町村すべてで人口が減少した。
減少数が最も多かったのは新潟市の3万136人で、長岡市の1万5,867人、上越市の1万1,566人が続いた。減少率では阿賀町が16.3%で最大となり、関川村が14.5%、粟島浦村が14.2%と続いた。前回調査で唯一人口が増加していた聖籠町も、今回は1.3%減となった。
また、30市町村のうち26市町村で前回より人口減少率が拡大した。年齢別では、65歳以上の人口が71万498人で、県人口に占める割合は34.4%と過去最高となった。
一方、15歳未満は21万192人で10.2%と過去最低を更新。15~64歳の生産年齢人口は114万6,454人で、全体の55.5%だった。県民の平均年齢は51.3歳となり、1995年から30年間で9.9歳上昇した。
一方、人口が減少する中でも世帯数は増加した。総世帯数は86万6,748世帯で、前回から1,998世帯増加。一般世帯数も86万4,745世帯と過去最多となったが、1世帯当たりの人員は2.32人と過去最少を記録した。
特に単独世帯の増加が目立ち、29万6,049世帯と一般世帯全体の34.2%を占めた。このうち65歳以上の一人暮らしは11万7,723人で、前回から1万6,014人(15.7%)増加。高齢者のおよそ6人に1人が一人暮らしとなっている。
また、県内に住む外国人人口は2万3,167人で、前回から43.9%増加した。国籍別ではベトナムが4,613人で最も多く、中国が4,226人、フィリピンが3,186人と続いた。
今回の調査では、人口減少の加速に加え、少子高齢化や世帯の小規模化が一段と進んでいる実態が明らかになった。