石田製作所、増改築した燕工場が稼働開始 航空や半導体など成長分野へ挑戦

燕工場竣工式、テープカットの様子
有限会社石田製作所(新潟県三条市)が同社燕工場(新潟県燕市)の増改築工事を終え、11月2日から稼働を開始した。
同社は1949年創業の金属加工会社。農業機械や電子機器、医療機器の部品を手がけるほか、近年は航空宇宙・防衛産業向けの品質マネジメントシステム規格「JIS Q 9100」を取得し、航空部品の加工にも取り組んでいる。
2025年4月には、長年の主要取引先だった富士通フロンテック株式会社から一部事業を受け継ぎ、工機事業部門を新設した。承継後は富士通フロンテックの工場内で事業を続けていたが、今回の増改築完了に伴い工機事業を燕工場へ移転し、生産体制を強化を図る。

石田製作所、燕工場

石田製作所の石田康史代表取締役
稼働に先立ち10月31日、燕工場の竣工式が行われた。石田製作所の石田康史代表取締役は「富士通フロンテックから引き継いで改めて、その技術力と品質の高さに驚かされた。富士通という大きな看板がなくなり、今まで通り仕事を任せていただけるか不安だったが、全国の顧客から『引き継いでくれてありがとう』と感謝の言葉をいただいた。期待にお応えし、引き継いだ技術を次の世代へ繋げていきたい」と話した。
続けて、「今後は工機事業部門の技術と従来の板金加工の技術を融合し、航空や宇宙、防衛、半導体など、成長分野へさらに挑戦していく」と語った。

竣工式の様子

竣工式後は、関係者が新工場内を見学した
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