新潟市中央卸売市場(新潟市江南区)で初競り、2年ぶりの式典開催


新潟市中央卸売市場(新潟市江南区)新春初市式典の様子

新潟市中央卸売市場(新潟市江南区)で5日、一年の取引の始まりである「新春初市」が行われた。2年ぶりに開催された式典では、多くの来賓が参加し新春初市を祝った。

新春初市の競りに先立って開催された式典では、新潟県の花角英世知事や新潟市の中原八一市長らが参加し来賓の祝辞を述べた。2020年、2021年は新型コロナウイルスの影響により式典が開催されなかったため、2年ぶりの開催となった。

また式典の中では、新潟県産青果物の宣伝ツールとして作られたオリジナル楽曲と映像が披露された。消費者への認知や波及を図ることを目的として作られたもので、新潟県青果物を扱うJA全農にいがたや県内各JA、市場流通、および行政を含めた関係機関で共用して新潟県産青果物の消費拡大を推進していくために活用していくという。

式典は参加者全員による万歳三唱と恒例の手じめが行われ、盛大のうちに幕を閉じた。

新春初市の祝辞を述べる新潟県の花角英世知事

新春初市の祝辞を述べる新潟市の中原八一市長

続いて行われた初市では、宝船が登場。野菜船26隻と果実船16隻が次々と運ばれ、威勢のいい掛け声とともに取引された。宝船は1隻3万円前後、大きい宝船は8万円前後で取引されていた。

2021年の新潟市における青果物の生産状況は、春先に霜が降りたり天候不順の日が続いたりと、多くの青果物への生産量に影響があったという。また昨年末ころからの燃料価格の高騰が、ハウス栽培の作物などへの影響が懸念されている状況だ。

流通面では新型コロナウイルスの影響により、飲食店や宿泊業への納品額が前年比約7割減の卸売や小売業者がいた一方、巣ごもり需要による個人消費は拡大するなど不安定な状況が続いたという。

新潟中央青果株式会社の岩名久人取締役主管は、「今年一年、コロナが落ち着いて穏やかで安定した一年になってほしい。とはいえ、コロナの影響で色々な歪が出ているのが現状。せめて流通面に関しては、我々がしっかり供給をしていきたい」と話した。

また今回新たに作成した新潟県産作物のイメージソングと動画について岩名久人取締役主管は、「特に今年は新潟県産をさらに強化して進めていきたい。この音楽とともに、新潟県産を認知していただき、支持していただけるようになって欲しい」と話した。

初市式典で行われた万歳三唱

新春初市で宝船の競りが行われている様子



無料ユーザー登録すると、コメントを投稿できます。無料ユーザー登録はこちら

0 件のコメント

コメントはこちらから

こんな記事も