新潟市内10、13例目(県内11,14例目)の感染者の行動歴などについて、市が説明


新潟県内の新型コロナウイルス感染者の相関図

新潟市内10、13例目(県内11,14例目)の感染者の行動歴などについて、市は13日、説明会を開いた。

13例目の感染者(東区、30代女性、会社員)の行動歴について聞き取りを進める中で、不特定多数の人が利用する施設がわかったとして、市は新たに利用した施設・日時を公表した。1つは亀田総合体育館で2月25日午後6時30分から同9時まで利用し、もう1つは東総合スポーツセンターで26日午後6時30分から同9時まで利用したことがわかっている。

市によれば、13例目の感染者はいずれの日も、10例目の感染者(中央区、30代男性、ニプロ新潟支社)とともに屋内スポーツ(バドミントン又はバウンドテニスなど)を行っており、知人同士ではあるが勤務先は異なるという。このほか、10、13例目の感染者が2月25、26日及び3月3日に屋内スポーツを行っていた際、周囲には両名の知人もいたようだが、市は両名に聞き取りを進める中で、既に濃厚接触者として把握しているという。

市は施設名などを公表するとともに、「両施設の利用日はいずれも、13日時点で既に14日以上経過している。このため、該当する日にこれら施設を利用したものの、現時点で症状がない方は心配する必要はない。ただ、具合が悪い又は心配がある方はご連絡いただきたい」と、利用した市民に向け、改めて注意を呼び掛けた。

野島晶子保健衛生部長

また、市は12日時点で把握している10例目の感染者の行動歴を公表。10例目の感染者は3月1日、夕方から38度台の発熱やだるさ、関節痛の症状が出て、2日にも悪寒やだるさがみられたという。この後、3日に13例目の感染者と共に東総合スポーツセンターを利用したが、同日から37~40度台の発熱やだるさ、関節痛などの症状が出たという。

これを受け、10例目の感染者は4日、医療機関を受診。しかし、症状が改善せず8日に帰国者・接触相談センターに相談し、9日に帰国者・接触者外来を受診して検体採取、PCR検査を実施。10日、新型コロナウイルスの陽性が判明し、市内の協力病院に入院することとなった。現在は咳などの症状はあるものの、高い熱は出ていないという。

市は、行動歴を公表する基準について、基準となるのは発症日で、この日から2日前までさかのぼる形で公表していると説明。10例目の感染者の場合は、3月1日を発症日とし、2月28・29日まで行動を公表する形となるが、この間は、特に外出していなかったという。

このほか、市は、12日に実施し結果が判明しているPCR検査23件の内訳について、濃厚接触者15人と一般分(医療機関から検査実施の問い合わせがあった案件)8人であり、いずれも陰性であったと報告。このほかにも、退院に向けたPCR検査が1件あったという。退院の基準は、病状が改善(24時間37.5度以上の発熱がなく呼吸器症状が改善傾向であること)して48時間後にPCR検査を実施し陰性が確認され、その後、12時間後に再度PCR検査を行って、陰性が再度確認されることだ。

市は個人の特定につながるため、何例目の感染者で、何回目の検査なのかといった退院の見通しなどについて公表を控えた。一方で、感染者が退院できた事実は、療養すれば無事に元の生活に戻れるといった市民の安心感にも繋がるため、今後、退院した人が出た際は随時、人数を伝える形で発表していくという。

なお、市は把握している範囲で、これまでの感染者の濃厚接触者数を改めて公表。1例目(秋葉区、60代男性、会社員)54人、2例目(東区、60代女性、無職)92人、3例目(東区、50代女性、無職)100人、4例目(中央区、40代男性、自営業)34人、5例目(中央区、70代女性、無職)0人、6例目(中央区、50代女性、保育園職員)96人、7例目(中央区、40代男性、会社員)20人、8例目(秋葉区、60代男性、会社員)13人、9例目(中央区、30代男性、会社員)36人、10例目32人、11例目(中央区、30代女性、無職)5人、12例目(中央区、乳幼児男性)0人、13例目17人の計499人となっている。このうち、1例目の濃厚接触者については、既に2週間の健康観察期間を終えている人もおり、今後もこの期間内に特に症状がみられない人は濃厚接触者から外れていくという。



無料ユーザー登録すると、コメントを投稿できます。無料ユーザー登録はこちら

0 件のコメント

コメントはこちらから