第9回新潟県新型コロナウイルス感染症対策本部会議が開催

新潟県は24日、第9回新潟県新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催した。冒頭、花角英世知事は、「本日、柏崎市で1名、新潟市で2名の新たな感染者と1名の再陽性の方が確認された。4月21日開催の前回会議から本日までに感染者が7名増え、うち感染経路が不明な方は5名となった」と県内の現状を説明。続けて、「今週火曜日に事業者・団体などに対し休業要請の協力をお願いした。多くの事業者から協力をいただいているが、引き続き呼びかけを行っていただきたい」と語っていた。

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また、コロナの影響で飲食業などを中心に、厳しい経営環境となっているが、「県として事業者の事業継続をさせるために民間金融機関を通じた3年間の実質無利子・保証料ゼロの新型コロナウイル感染症対応の融資を行うこととした。併せて国の持続化給付金、雇用調整助成金などの活用についてしっかりと事業者に周知していただきたい」と話していた。また、個人の対する支援についても「コロナウイルス感染症の影響を受けて収入が減少している生活者に対する様々な各種の支援が用意されている。これらについてもしっかりと周知していただきたい」と語っていた。

新潟県資料より

新潟県資料より

 

一方、感染者が急拡大した際に備えてピーク時の医療の在り方などを審議する新潟県調整本部について、「週明けに事務局の体制を強化する」という。また「容態が安定している方(軽症者)に移っていただく宿泊施設の準備も整った。」と話していた。

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感染拡大の防止と早期の収束を目指すために、「東北・新潟地域が一丸となって呼びかける東北・新潟緊急共同宣言を発表する。大型連休を控え、旅行、観光などで都道府県をまたぐ移動はげんに控えていただくよう、強く呼びかけを行なってください」と語っていた。

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