新型コロナに関する診察やPCR検査に当たっての相談・受診の目安変更を受け、新潟市でも対応に変化


新潟市の野島晶子保健衛生部長

4日連続で感染者ゼロ

新潟市は12日、新型コロナウイルス感染症に関する説明会を開いた。この日も新たな感染は確認されず、4日間連続で新規感染者はゼロとなった。

新潟市は現状について、状況が少し落ち着いてきたとの認識を示しつつも、引き続き、手洗いや咳エチケットをはじめ、友人と会う際にも短時間で済ませるといった、個人レベルでの感染リスクを減らす行動に努めるよう、市民に引き続き注意するよう呼び掛けた。

また、新型コロナウイルス感染の疑いがあるとして、帰国者・接触者相談センターや医療機関に相談・受診を行う基準の1つであった「37・5度以上の発熱が4日以上続く」との目安が8日に削除された点について、この後、新潟市の帰国者・接触者相談センターでは相談が寄せられた際、医療機関の受診の有無を確認し、このうえで、まずは医療機関に電話で相談して医師の指示を仰ぎ、熱が37・5度以上なくても検査が必要と判断された場合には、この旨連絡してほしいと対応しているという。

市内60、61例目の人の行動歴など

このほか、新潟市は、8日に判明した市内60~62例目(県内79~81例目)の新型コロナウイルス感染症患者の行動歴などについて説明した。

市内60例目の新型コロナウイルス感染症患者(北区、60歳代男性、自営業)は、市内59例目患者の夫で、これまでの患者との接点は確認されていない。4月21日から25日まで37~38度台の熱がみられ、25日に帰国者・接触者相談センターに連絡があった。この際、センターは症状を確認する中で、37・5以上の熱が4日間以上続いていなかったため、本人にもうしばらく様子を見るように伝えた。実際、26日には熱が下がったため以後、本人から連絡はなかったという。この後、5月5日に59例目患者の陽性が判明し、7日にPCR検査を実施して、8日に陽性が判明し、市民病院に入院した。

市内61例目の新型コロナウイルス感染症患者(北区、70歳代女性、無職)は、4月30日から5月6日まで37度台の熱がみられたほか、1日からは腹部や胃に痛みがみられた。4日にAN医療機関を受診したほか、かかりつけ医で定期受診しているAM医療機関も受診した。この後、7日にAM医療機関でCT検査を行ったところ肺に影が認められたため、PCR検査を実施。8日に陽性が判明し、県立新発田病院に入院した。

市内62例目の新型コロナウイルス感染症患者(北区、30歳代男性、会社員)は、5月3日から6日まで37~39度台の熱があり、このうち、3日と5日にAO医療機関に相談した。この後、6日になっても熱が下がらなかったため、帰国者・接触者相談センターに連絡し、7日にPCR検査を実施して、8日に陽性が判明した。

医療従事者やその家族にエールを

このほか、新潟市は、医療従事者やその家族に対する不当な差別や誹謗中傷があることを報告した。この点について、野島晶子保健衛生部長は、行動歴や濃厚接触者に関する聞き取りを進める中で、「『うちの園に子供を預けないでほしい』、『タクシーに乗車拒否された』といった複数の声が、医療従事者やその家族などから寄せられている。医療機関では、最大限の感染防止策をとったうえで、感染拡大防止に取り組んでおり、市内の医療現場での感染は起きていない。医療従事者や家族の皆様に対する正しい理解をお願いしたい」と注意喚起を行った。さらに、新潟市では12日から31日まで、新型コロナ感染症対策の最前線で働く医療従事者への感謝と敬意を表す取り組みとして、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館のブルーライトアップを実施する。

 



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