ヘイゼル・トンプソン(新潟市)が抗菌作用を維持したまま50回以上繰り返して使用できるマスクなどの個人向け販売


ヘイゼル・トンプソンの本社敷地内にて

 

株式会社ヘイゼル・トンプソン(新潟市東区)と、関連会社であるグリーンテラ株式会社(東京都)は、新型コロナ対策になるマスクや保湿液の個人向け販売を始めた。

販売を始めたのは、抗菌作用などを維持したまま50回以上使用できる「ディフェンダーマスク」、医療従事者向けの高密度仕様マスク「KN95」、手や指、顔を清潔な状態に保ち除菌機能もある保湿液「美肌ハンド&フェイスジェル」。

グリーンテラが運営するインターネットショップ「GERONTORON(ジェロントロン )」での取り扱いを開始したほか、ヘイゼル・トンプソンの本社敷地内にテントを設営し16日から販売を始めた(会社地図を記事の末尾に添付)。いずれの商品も販売を始めたばかりで、販売直後は、小売店などへの卸販売のみを計画していたが、個人からの問い合わせが相次いだことから個人向けにも販売することにしたという。

 

抗菌作用などを維持したまま50回以上使用できる「ディフェンダーマスク」

ディフェンダーマスクは、大手繊維メーカーとタイアップし、マスクの布の中に、エステ用のフェイシャルマスクなどにも使われている伸縮性のある素材を入れている。これにより肌ストレスを軽減したほか、サラサラ仕様にしたという。また、この素材の使用により、外気の熱気を遮断できるほか、マスク着用者の息から出る湿気を吸収できるようになり、マスクを着用してもクールさを感じることができるようになった。「これからの夏に適したマスクです」と杉山保行代表取締役は語る。

なお外気遮断については一般財団法人日本繊維製品品質技術センター福井試験センターで、吸収性については一般財団法カケンテストセンターで試験を行い、データをとっている。

機能としては、花粉をカットできるほか、肺炎桿菌、MRSA、黄色ブドウ球菌などを死滅させる成分をマスクに含浸させていて、殺菌対策もできるという。「これだけの機能がありながら洗えるマスクは他にないのではないか」(杉山保行代表取締役)と話す。

価格は1枚2,800円(税込)と一見割高に見えるが、機能性や、50回使った場合の1回あたりの料金(56円)を考えるととても割安と言える。なお実際は50回以上使えるという。

ディフェンダーマスク(写真左)とKN95マスク

 

除菌と保湿を同時に行うことができる保湿液

保湿液「美肌ハンド&フェイスジェル」は、エタノールのほかに、酸化銀、ベンザルコニウムクロリドといった殺菌成分を使うことで、アルコール度数を50%に抑えた(※)。「人は1日にかなりの回数、顔を触っていて、目や鼻、口などから感染することもある」(杉山代表取締役)が、この商品はアルコール度数が低いので、手だけでなく、顔にもつけ、除菌と保湿を同時に行うことができるのが特徴。保湿剤には、トウモロコシから抽出したセルロースを使用している。

なお一般社団法人日本食品分析センター 微生物研究課の検証で、美肌ハンド&フェイスジェルは、大腸菌や、いま問題となっている肺炎桿菌に対し、15分後も減菌状態を継続、抗菌性を確認している。

内容量は50ml。価格は2,000円(税込)。

(※)ある大手企業の実験では、40〜80%のアルコール度数の場合で、5分以内の殺菌ができた。逆に80%以上になるとアルコールが揮発してしまうため、かえって殺菌時間がかかってしまう結果になったという。

除菌機能もあるフェイス&ハンド用保湿液

 

新大との共同研究の成果などを活かして商品開発

ヘイゼル・トンプソンとグリーンテラの代表取締役である杉山氏は、1980年代、老化予防などを研究するルーマニア国立加齢化学研究所(旧・国立老人医学研究所)で、現在のアンチエイジングの基となっている基礎研究に携わった経験を持つ。帰国後の93年には、老齢学の基づく皮膚生理学の研究を開始し、95年には新潟大学工学部機能材料工学科にて、共同研究を開設。現在でも同大学工学部材料科学プログラム無機ナノ材料研究室の八木教授のもと、共同研究を継続している。ヘイゼル・トンプソンでは、研究を重ね、今回のような製品開発に成果を上げている。

【株式会社ヘイゼル・トンプソン】
住所/新潟市東区逢谷内6—8—3
電話/025—256—7772
URL/http://hazel-thompson.com/

ヘイゼル・トンプソンの本社敷地内にて



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