クラレテクノ株式会社(大阪市)がNSGグループの医療法人社団共生会(新潟県胎内市)に介護事業を譲渡

医療法人社団共生会(新潟県胎内市)が運営する中条中央病院(新潟県胎内市)

NSGグループの医療法人社団共生会(新潟県胎内市)は12日、クラレテクノ株式会社(大阪市)が運営する介護事業の運営に関する事業譲渡契約を締結したと発表した。クラレテクノから事業譲渡となる施設は、グループホームとデイホームなどを行う「ちゅーりっぷ苑つばき」(新潟県胎内市)と「ちゅーりっぷ苑さくら」で、8月1日に事業譲渡を受ける。

クラレテクノの介護事業は、2004年に新潟県における地域貢献やクラレ中条事業所の遊休施設活用の観点から運営がスタートし、グループホームやデイホームの規模を拡大してきた。クラレテクノは、今後の利用者への介護サービスの一層の向上について検討する中で、共生会に介護事業を譲渡することが、対象事業の成長に寄与するものと判断し、事業譲渡に至ったという。

なお、施設の運営は共生会が引き継ぎ、譲渡事業にて勤務する看護師や介護士を含め、従業員は譲渡先で雇用されるとともに、施設利用者についてもそのまま引き継がれる。ただし、「ちゅーりっぷ苑つばき」のデイホームサービスは7月末で閉鎖し、その後はグループ内のデイホームサービス施設を利用してもらう予定という。

事業譲渡について共生会は「介護事業を強化していく中で、医療と介護を連携しシームレスに運営することで、より地域に貢献していきたい」とコメントした。

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