「嬉しい誤算、スタート上々」例年より1足早い梅雨明けに新潟市の関屋浜は海水浴客で賑わう

関屋浜の様子

梅雨明け発表後初めての土日を迎えた関屋浜海水浴場(新潟市中央区)の様子を2日に取材した。関屋浜は、30度を超える猛暑の中、多くの客で賑わっていた。

新潟地方気象台は28日、新潟県を含む北陸地方が梅雨明けしたとみられると発表した。関屋浜に来た家族連れに聞くと、梅雨明け発表をきっかけに足を運んだという声が多かった。それに加え、今年初めて来たという人がほとんどだった。

どこから来たのかを聞いてみると新潟市内という人が多く、燃料費高騰などの影響で遠出を控えているという声もあった。他には、福島県、長野県、群馬県、埼玉県から来ている家族連れなど、遠方から来た人もいるようであった。

関屋浜にある海の家の店主たちに今年の様子を聞くと、関屋浜は毎年6月の第4週に海開きをするのだが、今年は異例の年であり、例年であればまだ梅雨の時期であり、雨が降って7月中旬からやっと本番が始まるというのが決まったパターンなのだそうだ。

だが、本年は、海開きまもなく梅雨明けが来たので、急いで店を開けているという。ある海の家の店主は「長年、ここで店をやっているが、7月の1週目からこんなに人が動くのは初めてだ」と驚きを語っていた。その影響で、海の家の中では食材の供給が間に合わないところもあり、簡易メニューで急場を凌いでいるところもあった。どちらにせよ、店側にとっては嬉しい誤算であり、スタートは上々だと言っていた。予想では、本格的な客入りは7月中旬になりそうとのことだ。

関屋浜に来ていた若年層に話を聞くと、やはりコロナ禍の影響でここ2年は海に来ることができずに辛かったらしく、「夏休みに入ったら毎日でも来たいくらい」と言っていた。20代、30代の男性は、とにかく海が好きでお酒を飲みたいがために来ているという声が多く、20代、30代女性は、もう家の中でジッとしていろという世間の声に嫌気がさしたので暑いし、海に出て開放的な気分を味わいたいという声が多かった。

コロナウイルスの感染リスクについてもどの年齢層も寛容になっていて、「もう人数も減ってきたし、浜は外で通気も良いし、マスクは付けなくてもいいと思う」という声がほとんどで、海の家側も手洗いや密集し過ぎないように最低限の配慮はするが、ものすごく厳しく感染症対策をしろと言われると現実的に商売にならないと語っていた。

今夏は多くの海水浴客が見込まれそうだが、感染症対策という視点で見ると見解が明確に決まりそうな年であると感じた。新潟県の立派な観光資源である海は、いつもより早いスタートを切っていた。

関屋浜にある「suger snow」のかき氷 「宇治金時」

(文・撮影 児玉賢太)

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