SNSを通じて知り合ったIターンメンバーなどが今春、新潟県阿賀町で「集落商社 えちご四駆店」を設立


ぐるりと回ることができるオフロード

SNSを通じて知り合ったIターンメンバーなどが今春、新潟県阿賀町で、集落商社「えちご四駆店」を立ち上げた。現在、オフロード四駆車「ジムニー(Jimny)の運転を楽しめるオフロードコース&キャンプ場「農園キャンプ場 えちご四駆村」を運営しながらコースのさらなる整備を進めている。またキャンプ場で食材を提供するため、休耕田を活用して畑栽培に取り組んでいるほか、今後、ジビエ工場、水稲栽培も計画。さらには、オフロードコースの平地を会場にした各種イベントの開催なども計画している。クラウドファンディングサイト「キャンプファイヤ」で、「新潟県過疎率NO,1の阿賀町を新潟県NO,1のアウトドアタウンへ!第一弾!!」と銘打って、支援も募っている。

 

えちご四駆店の黒田篤代表(37)は、新潟県新発田市の出身で、現在、阿賀町の集落に住居を構えている。またファッション性に特化したジムニー専門店「ジムニーセンター新潟」(新潟県村上市)の代表でもある。

黒田氏は20年前から、阿賀町の集落に住みたいと考えていて、ある日、この集落にきたときに、モトクロス場だった土地(今の農園キャンプ場 えちご四駆村)を見つけ、ここにオフロードコースを整備することを考えたという。

そうした中、黒田氏のツイッターを見て、黒田氏の事業構想に賛同する人も出てきたそうだ。岩手出身の中村和哉さん(30)、長野出身の池上和樹さん(24)、石川出身の高倉廉さん(24)、新潟・小千谷出身の須田ひとみさん(23)だ。

中村さんは猟師で、ツイッターで黒田代表と知り合い、事業に賛同。現在、新潟(阿賀町の集落)と岩手の2拠点居住の生活を送っている。ジビエの事業が本格的に立ち上がった際は大きな戦力となりそうだ。

池上さんは、ジムニーが好きで、やはりツイッターを通じて黒田代表とつながり参加することになったという。

須田さんは、ジムニーに乗っていて、黒田氏に相談したことがきっかけで知り合った。現在、えちご四駆店の主任を務める。

高倉さんは須田さんと付き合っていて、この事業を知り、関わることになった。「当時、富山県内で会社員をしていましたが、辞めて自分で起業し店をやりたいと思っていた。こうした中で事業のことを知った。代表から、四駆店を利用して自分で事業をやっても良いと言われいれているので、キャンプ用品の販売や食材の販売など様々なアイデアを考えています」と話していた。現在、えちご四駆村の村長という肩書きだ。

現在、この5人が中心となり、冒頭で紹介した事業展開を進めている。

右から黒田代表、高倉さん、須田さん

 

自給自足のキャンプ場

事業は今年春にスタートした。旧モトクロス会場だった土地を、重機を使って整備し、オフロードコース&キャンプ場「えちご四駆村」をオープンした(なおコースはまだ整備を進めている)。頂上付近には平らな土地もあり、大自然の景色を見ながらャンプを楽しめる。なおキャンプ料金や、貸しジムニーの料金はサイトに掲載してある。

キャンプ場からの眺め

また、“自給自足のキャンプ場”を目指し、近くの休耕田を畑にし、えちご四駆村のある綱木地区が力を入れている作物でもある「エゴマ」、「ほうれん草」などを栽培していて、今年は、韓国風焼肉でよく見かけるケンニプ(エゴマの葉のしょうゆ漬け)などを提供したそうだ。またメンバーは三川農業振興公社にて稲作を学んでおり、来年以降、コメづくりも始め、キャンプ場など米を提供したいという。

さらに、年々増加する農業の害獣被害を解決すべく町や猟友会と連携し地域の害獣駆除にも参加するとともに、ジビエ食肉産業化(ジビエ肉の提供)の準備も進めている。現在、猟友会のメンバーが捕獲した害獣をもらい、食肉加工の“訓練”を行っているほか、「来年中にはジビエ工場を整備したい」(黒田代表)と話す。なお、すでに黒田代表は狩猟免許、罠(網)の免許を取得しているほか、池上さんも狩猟免許を取得しているという。

一方、えちご四駆村では、様々なイベントを計画している。平場を会場にした音楽フェスや、サバイバルゲーム、ワークショップ、収穫体験などだ。また冬季間はスノーモービルを楽しめる計画を進めているそうだ。

キャンプ場

オフロード

貸しジムニー。助手席に乗せてもらったがスリリングがあった

平らになっているエリア。ここを整備し各種イベントを行うことも計画している



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