新潟市西区で新たに新型コロナウイルス感染患者を確認

新潟市保健衛生部の野島晶子部長


新潟市は14日13時、西区で市内302例目となる新型コロナウイルス感染症患者が確認されたと発表した。

302例目は西区在住で無職の60歳代女性。9日に咳、喉、倦怠感の症状があり、12日に37度台の発熱が発生した。市内298例目(西区在住の70歳代男性のパート従業員)の妻であることから、濃厚接触者としてPCR検査を実施した結果、翌14日に陽性が判明した。

接触者・濃厚接触者は298例目と同様で、新規では0人。298例目の濃厚接触者は10人で、いずれも家族や親戚。

12月29日から1月3日まで県外感染拡大地域からの帰省者との接触があり、また302例目、298例目の症状発生日がほぼ同じであることから、帰省者からの感染した可能性があると市は考えている。

樋口健志危機管理監(写真左)と保健衛生部の野島晶子部長

また、13日に発表された感染患者の入院状況については、299例目と301例目は市内協力病院へ入院。300例目は宿泊療養施設へ入所した。新潟市の入院状況は計23人、その内宿泊療養施設への入所者は10人。

13日に新潟県から県央地域へ対して注意喚起が行われたことについて樋口健志危機管理監は「県央地域で市中感染の可能性があるという話は聞いているが、同地域からの往来の自粛を呼びかける予定はない」と話した。

 

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