野上浩太郎農林水産大臣が新潟県上越市を視察、2021年で3人目の閣僚訪問

上越市役所での意見交換会の様子

野上浩太郎農林水産大臣が23日、大雪被害状況を視察するため新潟県上越市を訪問した。14日の小此木八郎内閣府特命担当大臣、16日の赤羽一嘉国土交通大臣に次いで2021年で3人目の閣僚訪問となる。

この日、野上大臣は午前中に南魚沼市の「JAみなみ魚沼育苗ハウス」で農業用ハウスの被害状況を確認したほか、午後には上越市大潟区の「大潟ナショナルカントリー育苗ハウス」を視察。午前と同じく、農業用ハウスの被害状況を調査した。

その後、上越市役所に移動し、新潟県の花角英世知事、上越市の村山秀幸市長、妙高市の入村明市長、糸魚川市の米田徹市長に加え、高鳥修一衆議院議員のほか、農業関係者らが出席して、野上大臣と農業被害に関する意見交換会を実施。花角知事や周辺市町村の首長が野上大臣に要望書を手渡した。

要望書によると、上越市では23日現在で、210棟の農業用ハウスの倒壊被害が報告されているほか、妙高市では農業用ハウスの全壊が1件、また、ブドウ畑の支柱の破断などの被害が数件あったという。

取材に応じる野上浩太郎農林水産大臣(写真右)と高鳥修一衆議院議員(写真左)

意見交換後、記者団に対し野上大臣は「農家の方は春に向けての営農再開を危惧されている。施設の撤去や再建、種子や種苗の確保、果樹の植え替えなど必要な支援をしていかなければならない。今日の視察を踏まえて、引き続き現場のニーズに丁寧に対応できるような支援を検討するように指示する。スピード感を持ってやっていくことが重要だ」と話した。

また、花角知事は「施設面の早期の復旧と、営農を再開するための補助や交付金などをお願いした。合わせて、金融の手厚い資金面の支援や、共済の支払いの交付などを迅速に支援していただくように要望した。野上大臣からは応援すると言われた」と話した。

村山市長は「除雪機を農業機械の対象に入れてもらうことと、トラクターを再購入するときに補助対象にしてもらうことを要望した。3月には苗を出さなければならないので、農業はスピードが大事だ。営農を再開する農業者のみなさんの意欲に対して支えができればと思う」と話した。

上越市内では相次ぐ閣僚入りで、首長からは「ありがたい」という声が上がる一方、ある市民は「東京に緊急事態宣言が出ている最中なので、大臣や知事はリモートでもよかったのではないか」とも話した。

取材に応じる花角英世知事(写真左)と村山秀幸市長(写真右)

 

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