【新潟の上場企業21社集結】「新潟県上場企業IRフォーラム2023」に来場者多数、今年は大学生の参加も増加

「新潟県上場企業経営者の会」は9月14日、ホテルオークラ新潟(新潟市中央区)において、「新潟県上場企業IRフォーラム2023」を開催した。今年は県内の上場企業21社が参加。IRセミナーや展示ブースの出展を行い企業の魅力を伝えた。同フォーラムには、個人投資家や大学生などが訪れた。

「新潟県上場企業IRフォーラム2023」は、新潟県の投資家などへ企業の魅力を改めてお伝えする場として年に1度開催しているもので、今回が5回目の開催となった。昨年の開催から大学生の参加も募り、今年は昨年を約10人上回る約30人の参加申し込みがあった。

(左から)新潟県の笠鳥公一副知事、「新潟県上場企業経営者の会」の発起人代表の株式会社ハードオフコーポレーション(新潟県新発田市)の山本善政(よしまさ)代表取締役会長、株式会社東京証券取引所の岩永守幸代表取締役社長

「新潟県上場企業IRフォーラム2023」、展示ブース会場の様子

開催に先立ち行われたオープニングセレモニーでは、「新潟県上場企業経営者の会」の発起人代表の株式会社ハードオフコーポレーション(新潟県新発田市)の山本善政(よしまさ)代表取締役会長、株式会社東京証券取引所の岩永守幸代表取締役社長、新潟県の笠鳥公一副知事が挨拶とテープカットを行い、幕を開けた。

開幕と同時に多くの個人投資家や学生などが訪れた。企業展示ブースに立ち寄って、企業担当者から説明を聞いたり、試食品の提供を受け取ったりと、コミュニケーションをとっている様子が見られた。主催者によると、昨年は約2,000人の来場だったが、今年は3,000人の来場を見込んでいるという。

「新潟県上場企業IRフォーラム2023」の開催について、山本会長は、「コロナも明け、昨年から大学生の皆さんにもご案内をさせていただいたことが特徴。あとは投資家の皆さんに上場会社がこれだけあることを先ずは分かっていただき、そして良ければ株主になっていただいて投資をしていただき、新潟をさらに元気にしていただきたい」と語った。

また県内企業の今後について、山本会長は、「日本の地方は元気がないと言われる。新潟には38社の上場会社があるが、京都には69社あるので何とか追いつきたい。1年に1社くらい新規の上場会社が出れば、新潟県全体に元気をお届けできるかと思っている」と期待した。

展示ブースに出展する株式会社ツインバード(新潟県燕市)

「企業IRセミナー」で登壇した株式会社ハードオフコーポレーション(新潟県新発田市)の山本太郎代表取締役社長

(文・撮影 中林憲司)

 

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