株式会社新越ワークス(新潟県燕市)、ペレットストーブ製造見学と暖かさを体感できる「工場見学プラン」を開始

ひとつひとつ組み立てるストーブの製造風景をみることができる

キャンプ用品アウトドア用品を製造販売する株式会社新越ワークス(新潟県燕市)は、ペレットストーブ(warmArts)の製造見学と暖かさを体感できる「工場見学プラン」を開始した。本社内にある「warmArtsショールーム」で全機種を体感できるほか、ひとつひとつ組み立てるストーブの製造風景をみることができる。事前予約が必要となる。

ペレットストーブの燃料となる木質ペレットは近年、ホームセンターやガソリンスタンドで取り扱われるようになってきているという。また、地域によって多少の価格変動はあるものの、世界情勢に大きく影響を受けることがないほか、温室効果ガス排出削減につながる「持続可能なエネルギー」として注目を集めている。

こうしたなか、同社のストーブと他社製品との大きな違いは、「着火方法」。大きな突入電力を必要とせず、アウトドア感覚で楽しめる“手動着火”で、電気代を抑えることができるという。またライフスタイルに合わせた商品ラインナップを取り揃えている。

一方、同社資料によると、灯油1リットルの熱量を木質ペレットで得る場合、2キログラム相当のペレットが必要。木質ペレットの一般的な1日の使用量はおよそ10キログラムで、灯油換算では5リットル分が必要となる(ペレット燃料の使用量は目安であり使用状況によって変わる)。

また価格は灯油108円/リットル、木質ペレット60円/キログラム(木質ペレット価格は新潟県内平均価格で、新越ワークスEG事業部調べ)。

これをもとに1日の燃料代を計算すると、灯油108円×5リットル=540円に対し、木質ペレット60円×10キログラム=600円となり、灯油と比較するとランニングコスト高になる。ただ寒冷地で多くみられる灯油宅配における全国平均単価は117円/Lであり、さらに価格差が狭まるそうだ。

【同社が参考にした資料】
灯油単位発熱量 石油連盟

灯油価格 石油情報センターより 店頭灯油販売全国平均

木質ペレット単位発熱量 日本木質ペレット協会 品質規格基準・高位発熱量より

【関連記事】
株式会社新越ワークス(新潟県燕市)がペレットストーブ展示場を9月にオープン(2021年9月18日)

ペレットストーブの燃料となる木質ペレットは近年、ホームセンターやガソリンスタンドで取り扱われるようになってきているという

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓