新潟市東区「じゅんさい池」の自然環境や伝承など様々な面から研究した結果をまとめたガイドブックが配布開始


「じゅんさい池ガイドブック」

新潟市では、市内の潟の保全と魅力の発信に取り組む「地域が主役 里潟保全事業」を実施しているが、令和2年度は東区の「じゅんさい池」の調査と研究を行い、その結果をまとめたガイドブックを作成した。ガイドブックは市内図書館のほか、webサイト「潟のデジタル博物館」でも公開される。

新潟市は令和1年から、「新潟市里潟研究ネットワーク会議」を定期的に開催し、市内16の潟に関するシンポジウムや、パンフレットの作成などを行ってきた。年度ごとに1つの潟を重点的に調査する試みは、令和1年の北区の「十二潟」に続き、今年で2回目となる。

新潟市東区松園に立地する「じゅんさい池」は、物見山砂丘と呼ばれる砂丘池に形成された砂丘湖で、東池と西池の2つからなる。水草のジュンサイが繁殖していたことが名前の由来であり、1975年ごろまでは地元の特産物として採集されてきた。現在、池とその周辺緑地は「じゅんさい池公園」として整備されている。

物見山砂丘とじゅんさい池の生い立ち

じゅんさい池が抱える外来種問題と池に伝わる伝承

今回研究・調査の結果をまとめた「じゅんさい池ガイドブック」は、B5フルカラーで全20ページの冊子。「じゅんさい池」を形作った物見山砂丘の成り立ちや変遷の歴史のほか、植生や池にまつわる伝説など様々な角度からの調査を取りまとめ、紹介している。

ガイドブックは、市内の図書館などの公共施設に置かれるほか、地元など一部地域の小学校でも配布する予定である。また、潟のデジタル博物館「じゅんさい池」ページでも閲覧可能だ。

 

【グーグルマップ じゅんさい池】

じゅんさい池のしだれ桜(2019年4月撮影)

 

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