昨秋に中国から提供された関関(グワングワン)ペアによる初めてのヒナが誕生

人工ふ化により誕生

15日、佐渡トキ保護センターのふ卵室において、ヒナの誕生が確認された。昨秋11年ぶりに中国から提供された2羽のトキのうち、関関(グワングワン)ペア(ともに3歳)による初めてのふ化となる。3月16日の初産以降5つの卵を産卵しており、このヒナは人工ふ化によって誕生した。残りの4つの卵は、人工ふ化2個、自然ふ化2個で進められている。
これを受け花角英世知事は「新たなトキの誕生に、大きな喜びを感じるとともに、提供いただいた中国政府に深く感謝いたします。今後、ヒナたちがたくましく育ち、大勢の仲間とともに佐渡の大空をはばたく日を心待ちにするとともに、佐渡の豊かな自然の中で生きる姿を、国内そして中国を含め国外からも多くの方々に見に来ていただくことを願っております」などとコメントを発表した。

中国から提供されたもう1羽、楼楼(ロウロウ)のペアは、3月に産卵が確認されたが、卵を精査した結果、破卵によりふ化が見込めないことを確認したという。

関関のペアによる初めてのヒナ(写真提供=佐渡トキ保護センター)