99%の人に喜ばれる新潟の個性的で美味い「ご飯のお供」3選!地元民が自信をもっておすすめ!

2016年のコメの産出額は1484億円、17年の水稲収穫量は61万1700トンとどちらも日本一を誇る新潟県。「おかずがいらないほどおいしいお米」ではあるが、やはりおかず、ご飯のお供があると食の場面も華やかに、豊かになる県内ではさまざまなご飯のお供がある。そこには、米をもっと楽しんでもらいたいという思いと知恵がある(月刊Biz LINK4月10日号より)。

今回紹介するお土産

1.「柿の種のオイル漬け」

2.「山椒柿の種まぶし」

3.「北海の華 サーモン塩辛」

パート1「柿の種のオイル漬け」

いま、県内はもとより、全国で徐々に人気を集めているご飯のお供がある。それが「柿の種のオイル漬け」だ。製造しているのは、小千谷市にある柿の種の専業メーカー、阿部幸製菓。同社はもともと、全国の土産物メーカーなど向けに柿の種を生産し、納めている裏方のメーカーだ。自社ブランドも強化していこうと売り出したのが、この製品だ。

フライドガーリックとオニオンの上に、柿の種がビンに詰められ、赤い油で満ちている。油はラー油を中心にブレンドしており、ピリッとした辛味が何とも言えない。液体に浸かっているが脂分のみで水分はないため、柿の種はザクザクパリパリ食感。このギャップ、そして味が評判で、2018年3月の食品関連展示会でお披露目して以降、月に約5000本を出荷している。

鉄道駅や道の駅などで売られている。東京の「新潟館ネスパス」ではお一人様3本までとの縛りがある、通販サイトでは現在の納期が6月以降となっていることからも人気の高さがうかがえる。19年3月には第二弾、今度はパンのお供にと「ピーナッツバター」も投入。ザラメを加えザクザク食感と味が特徴だ。

阿部幸製菓の柿の種のオイル漬けは、ピリ辛味と液浸しなのにザクっとした驚きの食感で人気だ

パート2「山椒柿の種まぶし」

このオイル漬け人気を他社が黙って見ているはずはなかった。お土産物の企画開発を手掛けている越後銘販(新潟市中央区)は、濡れふりかけ「山椒柿の種まぶし」を発売した。菜種油などをコートした柿の種に、さんしょうなどでできたふりかけをブレンド柿の種のピリ辛、山椒の香りと辛味が効く。ご飯にかけるだけでなく、サラダやめんにも合う。駅や高速道路のサービスエリア・パーキングエリアで発売している。2月に発売したばかり。今後の動きに期待したい。

また、同社がご飯の付け合わせとして発売したのがその名もずばり「柿の種スープ」だ。透明スープに柿の種を小さく刻み、お湯を注ぐと浮かぶ。ピリ辛味でご飯の付け合わせに最適だ。

越後銘販の山椒柿の種まぶし(左)と柿の種スープ(右)も新潟土産の新定番として期待される

パート3「北海の華 サーモン塩辛」

柿の種のオイル漬けのほかにも全国で人気を集めているのが、三幸(聖籠町)が発売する「北海の華 サーモン塩辛」だ。北大西洋周辺で獲れるサーモンから少ししかないハラスを主原料に、自家製の塩こうじで漬けた。まろやかな味に、トッピングしたイクラの鮮やかな色味とプチプチした食感がたまらない。

鮭を生で食べる加工品が少ない中、北海道の石狩漬けなどに次ぐ現代風珍味として開発されたサーモン塩辛。漬物メーカーとして培ってきた発酵と熟成技術を使っている。

2014年の発売開始以来、徐々に人気を獲得してきた。18年に日本テレビ系「嵐にしやがれ」などで紹介されたところ、その人気に拍車がかかった。去年の第4四半期の出荷本数は、例年の2倍以上。同社ホームページの取り寄せ人気ランキングでトップをひた走っている。現在では、スタンダードタイプに加え、越後妙高名産の香辛料であるかんずりを加えて辛味を増したタイプも用意し、こちらも人気だという。希少部位の確保や一つ一つ手作りする体制のため、なかなか増産できないが今後も供給を続ける。

三幸のサーモン塩辛は塩辛の白、サーモンのオレンジ、イクラのピンクと見た目も鮮やか