東北電力が減収減益、前年度に続き2年連続 中東情勢悪化の影響も

電力ビル新潟(東北電力新潟支店)

東北電力株式会社(宮城県仙台市)は4月30日、2026年3月期決算短信(連結)を発表した。

売上高は2兆3,724億2,000万円(前年同期比10.3%減)、営業利益は1,603億8,000万円(同42.8%減)、経常利益は1,264億700万円(同50.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は849億7,500万円(同53.5%減)で減収減益となった。

売上高は販売電力量(小売)の減少などにより減収となった。利益面では、女川原子力発電所2号機の再稼働による収支改善があったものの、市場や販売環境の変化に伴う収支悪化、送配電事業における需給調整費用の増加に加え、中東情勢悪化に伴う燃料価格や電力市場価格の急騰による影響などが響き、大幅な減益となった。

セグメント別では、発電・販売事業の売上高は1兆9,817億円(同10.0%減)、経常利益は1,266億円(同48.4%減)。送配電事業の売上高は9,213億円(同2.6%減)となり、調整力の調達費用増加などにより、経常損益は10億円の損失(前年同期は利益)となった。その他事業の売上高は1,816億円(同33.9%減)、経常利益は159億円(同24.2%減)だった。

2027年3月期の業績予想については、中東情勢の悪化により燃料価格の動向が不透明であるとして未定とした。

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