山田錦協議会が「Dassai Moon大凧」掲揚 月面酒造り計画を後押し

新潟県山田錦協議会「見附今町・長岡中之島大凧合戦」で「Dassai Moon大凧」を掲揚(プレスリリースより)

有限会社エコ・ライス新潟(新潟県長岡市)によると、新潟県山田錦協議会(新潟県長岡市)は、6月に開催される伝統行事「見附今町・長岡中之島大凧合戦」で「Dassai Moon大凧」を掲揚する。日本酒「獺祭」を製造する旭酒造が推進する宇宙関連プロジェクト「Dassai Moon Project」を応援する取り組み。

「Dassai Moon Project」は、月面での酒造りを視野に入れた取り組み。地球の約6分の1で、月面と同程度の重力環境を再現した実証実験で発酵に成功したという。人類の生活圏が宇宙へ広がる未来において、日本酒文化の新たな可能性を探る取り組みとされる。その先陣を株式会社獺祭(山口県岩国市)が担うとしている。

新潟県山田錦協議会の生産者は、酒造りの原点である「米」を担う立場から同プロジェクトに共感し、公式な参画ではないものの「勝手に応援」と銘打ち、支援の意思を示す。

2025年の大凧合戦の様子(プレスリリースより)

山田錦生産者があげた「獺祭大凧」が天高く舞う(プレスリリースより)

会場となる「見附今町・長岡中之島大凧合戦」は300年以上の歴史を持つ伝統行事。大凧揚げの坂井町組には多くの山田錦生産者が参加している。協議会は2年前から大凧の掲揚に参加しており、今年は「Dassai Moon Project」への応援メッセージや豊作祈願、「最高を超える山田錦プロジェクト」のグランプリ獲得への決意を込めて大凧を揚げる。

米余りや米価低迷など厳しい環境が続く中、宇宙という新たな可能性に挑む同プロジェクトは、日本農業に新たな可能性を示す象徴と位置付けている。生産者らは2050年の月面醸造に新潟県産山田錦が使用されることを期待し、「Dassai Moon大凧」を掲げる。

大凧合戦では、獺祭のメンバーと生産者がオリジナルTシャツを着用して参加する。

2026年の大凧(左)、Dassai Moon Projectのポスター(右)(プレスリリースより)

 

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