工場の祭典、2026年の参加企業数は前年を超え過去最多 うち製造業が100社「この取り組みを、次の世代につなぐ1年に」

「燕三条 工場の祭典 2026年」の参加企業向け説明会の様子
10月1日から新潟県燕市と三条市を中心に開催されるオープンファクトリーイベント「燕三条 工場の祭典 2026年」の参加企業向け説明会が、6月12日夕方に実施された。今回のテーマは「人が、ひらく。」で、過去最多となる157社が参加する予定。
「工場の祭典」は2013年に始まった燕市と三条市を中心としたオープンファクトリーイベントで、今回で14回目。「ものづくり」の現場を見学できるようにすることで、製品の価値や、産地と仕事の魅力の発信などを目指す。2025年は133の企業や団体が参加し、来場者数は過去最多の6万2,060人となった。
2026年のテーマは「人が、ひらく。」。規模の拡大に伴い、新規参加のハードル上昇や展示内容のマンネリ化、製造業以外の事業者の割合が増加していた。今回は「10年先を見据えた基盤づくりの年」と位置づけ、参加工場向けの支援を拡充し製造業の参加割合を高め「工場が主役のイベント」への原点回帰を図る。

今年の実行委員長を務める燕物産の捧開維専務取締役

前年を超え、過去最多の企業が参加する
6月12日には、燕三条地場産業振興センターで第1回参加企業向け説明会が行われ、今回の概要やスケジュールが共有された。参加企業数は157社で前回を上回り過去最多を更新。うち製造業が100社でこちらも前回の83社を上回り、初参加の企業も25社と昨年から増加した。地域ごとの内訳は、三条市81社、燕市61社、加茂市4社、弥彦村4社、新潟市3社、田上町2社、見附市2社だった。
スケジュールによると、6月から8月にかけて参加企業向け研修の「工場ミーティング」を開催。10月1日から4日の本祭実施後も、毎年恒例となった成果報告会「工場サミット」を11月7日に開催する。
前回好評だったバスツアーを今回も継続。マイクロバスだけでなくハイエース便も新しく導入する。また、一般来場者を巻き込んだSNSの投稿コンテストや、各参加企業を紹介する「工場カード」の作成を現在検討しているという。
実行委員長を務める燕物産株式会社(新潟県燕市)の捧開維専務取締役は挨拶の中で「この取り組みを次の世代につなぐ1年にしていきたい」と話した。そして「これまで工場の祭典は『見てもらう場』として育ってきた。これからはさらに一歩進め、関わる人を増やし、つながりを育て、燕三条の風土そのものを広げていく段階に来ている」と語った。

参加企業向け説明会で撮影
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